【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析当社グループは、スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるため、新しい未来のテレビ「ABEMA」への投資を継続し、当第1四半期連結累計期間における売上高は193,075百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益は6,284百万円(前年同期間1,255百万円の損失計上)、経常利益は6,478百万円(前年同期間939百万円の損失計上)、親会社株主に帰属する四半期純損失は472百万円(前年同期間5,002百万円の損失計上)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①メディア事業メディア事業には、「ABEMA」、「WINTICKET」等が属しております。 新しい未来のテレビ「ABEMA」関連事業の増収により、売上高は42,784百万円(前年同期比27.8%増)、営業損益は991百万円の損失計上(前年同期間9,356百万円の損失計上)となりました。
②インターネット広告事業インターネット広告事業には、インターネット広告事業本部、AI事業本部等が属しております。広告効果の最大化を強みに、好調に推移し、売上高は105,320百万円(前年同期比10.1%増)、営業損益は5,667百万円の利益計上(前年同期比13.3%増)となりました。
③ゲーム事業ゲーム事業には、㈱Cygames、㈱Colorful Palette、㈱サムザップ、㈱アプリボット等が属しております。新作タイトルがヒットし、売上高は45,043百万円(前年同期比10.1%増)、営業損益は3,495百万円の利益計上(前年同期比32.9%減)となりました。
④投資育成事業投資育成事業にはコーポレートベンチャーキャピタル、㈱サイバーエージェント・キャピタルにおけるファンド運営等が属しており、売上高は619百万円(前年同期比344.0%増)、営業損益は102百万円の利益計上(前年同期間286百万円の損失計上)となりました。
⑤その他事業その他事業には、㈱マクアケ、㈱リアルゲイト等が属しており、売上高は7,961百万円(前年同期比31.0%増)、営業損益は195百万円の利益計上(前年同期間130百万円の損失計上)となりました。
(2) 財政状態の分析(総資産)当第1四半期連結会計期間末における総資産は468,681百万円(前連結会計年度比9,144百万円の減少)となりました。これは、主に法人税等及び配当金の支払等に伴う現金及び預金の減少によるものであります。(負債)当第1四半期連結会計期間末における負債は246,767百万円(前連結会計年度比852百万円の増加)となりました。これは、主に売上高の増加に伴う買掛金の増加であります。(純資産)当第1四半期連結会計期間末における純資産は221,914百万円(前連結会計年度比9,997百万円の減少)となりました。これは、主に配当金の支払等に伴う利益剰余金の減少によるものであります。(自己資本比率)当第1四半期連結会計期間末における自己資本比率は28.8%(前連結会計年度比1.4ポイント減)となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、1,748百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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