【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の分類が2類から5類へ移行され、経済活動の正常化が進んだ一方で、不安定な国際情勢等による資源価格の高騰や円安の継続、世界的な金融引き締め等により企業を取り巻く環境は依然として先行き不透明な状況が継続しております。他方、国内における有効求人倍率は堅調に推移しております。また、就労者の転職活動や学生の就職活動は多様化しており、様々な採用手法を用いた採用活動が行われております。
このような事業環境の下、当社グループは主力プロダクトである「Wantedly Visit」の継続的な開発・改善を図るとともに、新規事業領域の「Engagement Suite」の提供を進めており、当第1四半期末時点で登録企業ユーザ数は4.0万社(※)、登録個人ユーザ数は389万人(※)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は1,168,944千円(前年同期比△1.5%)、営業利益は394,580千円(前年同期比+14.2%)、経常利益は389,311千円(前年同期比+14.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は242,595千円(前年同期比+9.3%)となりました。
なお、当社は「ビジネスSNS事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
※ 国内向けサービスのユーザ数を示しております。
(2)財政状態に関する分析
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は3,968,837千円で、前連結会計年度末に比べて248,526千円減少しております。現金及び預金の減少207,827千円が主な要因であります。
(固定資産)
当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は260,305千円で、前連結会計年度末に比べて22,126千円減少しております。投資その他の資産の減少20,321千円が主な要因であります。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,022,133千円で、前連結会計年度末に比べて324,828千円減少しております。未払法人税等の減少173,808千円が主な要因であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は3,207,009千円で、前連結会計年度末に比べて54,175千円増加しております。配当金の支払及び親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加52,648千円が主な要因であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
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