【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の分析当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、円相場の乱高下や物価の上昇など、当社グループを取り巻く経営環境は日々刻々と変化しております。このような事業環境のもと、マーケティングは国内クライアントを中心に案件の獲得が進みました。一方、アドセンス・グッズP2C・イベントは収益力強化に向け改善を進めています。また、当社が保有する一部ライセンス契約の諸条件の変更を行う影響により、減損の兆候を識別したことから、契約関連無形資産について減損損失を計上いたしました。以上の結果、当第2四半期連結累計期間において、売上高10,883,110千円(前年同期比9.7%減)、営業損失76,734千円(前年同四半期は営業利益507,928千円)、経常損失65,441千円(前年同四半期は経常利益536,470千円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は430,015千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益238,858千円)となりました。なお、当社グル-プは動画コンテンツ事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載はしておりません。
(2) 財政状態の分析
(資産)当第2四半期連結会計期間末における資産は、9,800,620千円となり、前連結会計年度末に比べ638,195千円減少いたしました。流動資産は8,355,062千円となり、前連結会計年度末に比べ71,214千円増加いたしました。この主な内訳は、現金及び預金の増加244,555千円、売掛金の増加294,595千円、未収消費税等の減少461,071千円によるものであります。固定資産は1,445,558千円となり、前連結会計年度末に比べ709,409千円減少いたしました。この主な内訳は、無形固定資産の減少686,752千円によるものであります。
(負債)当第2四半期連結会計期間末における負債は、6,840,969千円となり、前連結会計年度末に比べ272,237千円減少いたしました。この主な内訳は、買掛金の増加289,293千円、賞与引当金の減少142,792千円、未払法人税等の減少105,257千円によるものであります。
(純資産)当第2四半期連結会計期間末における純資産は、2,959,650千円となり、前連結会計年度末に比べ365,957千円減少いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純損失の計上430,015千円等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ244,555千円増加し、4,476,429千円となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とその要因は以下の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は、212,942千円となりました。これは主に、減損損失647,262千円の計上、仕入債務の増加302,554千円等があった一方で、税金等調整前四半期純損失484,304千円の計上、売上債権の増加305,909千円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において投資活動により獲得した資金は、180,112千円となりました。これは主に、関係会社株式の売却による収入120,000千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入100,549千円等があった一方で、無形固定資産の取得による支出65,996千円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期連結累計期間において財務活動により支出した資金は、148,500千円となりました。これは、長期借入金の返済による支出148,500千円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グル-プの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
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