【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界情勢は、ウクライナ情勢の緊迫化やアメリカの政治情勢の激化など、不安定な状況が続いている一方で、気候変動問題に対する取り組みなど、ポジティブな動きも見られます。また、わが国の経済においては、低迷が続いている一方で、インフラ投資の増加やインフレ率の上昇なども見られました。
このような経済環境の中、当社グループは引き続きオンライン化の活用や、リアルとのハイブリッド開催が求められる多様な場面において、仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」を活用し、メタバース空間での上映会・トークショーイベントの開催や同人誌即売会「NEOKET」4回目の開催をはじめとするメタバースサービスや、各会社様の社内イベントや展示会、各種カンファレンス等の多様なイベントを実施するイベントサービスを提供してまいりました。実施したイベント数は31件であり、対前年同期増加率244.4%と堅調に事業成長できております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高252,195千円、営業損失41,284千円、経常損失41,861千円、親会社株主に帰属する四半期純損失29,317千円となりました。
なお、当社グループは、XR事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は1,604,917千円(前連結会計年度末比125,839千円減)となりました。
流動資産は1,481,697千円(前連結会計年度末比149,211千円減)となりました。主な減少要因は、「現金及び預金」が125,590千円減少したことによるものであります。
固定資産は123,220千円(前連結会計年度末比23,371千円増)となりました。主な増加要因は、「ソフトウエア」が11,747千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は372,325千円(前連結会計年度末比97,742千円減)となりました。
流動負債は231,782千円(前連結会計年度末比72,479千円減)となりました。主な減少要因は、「未払法人税等」が23,316千円減少したことによるものであります。
固定負債は140,543千円(前連結会計年度末比25,263千円減)となりました。主な減少要因は、「長期借入金」が25,264千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,232,592千円(前連結会計年度末比28,097千円減)となりました。主な減少要因は、「利益剰余金」が29,317千円減少したことによるものであります。
企業の安定性を示す自己資本比率は、当第1四半期連結会計期間末は76.8%であります。また、支払い能力を示す流動比率は、639.3%となっております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、26,883千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
#C5240JP #monoAItechnology #情報通信業セクター