【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況 当第3四半期連結累計期間(2022年12月1日~2023年8月31日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症対策の各種行動制限の緩和、訪日外国人観光客の受け入れの本格的な再開などにより、社会経済の活動が正常化しております。一方で、米国を始めとした世界的な利上げなどにより、金融市場の環境は大きく変動しております。加えて物価の上昇によるコスト高や為替相場の変動が続いており、今後の経済動向には留意する必要があります。 当社グループの主要事業が属する不動産業界では、引き続き投資家の物件取得意欲は高い状況にあり、国内外の投資家による活発な物件の売買が行われています。一方で、日本を含めた主要国の金融政策の見通しは困難な状況となっており、今後の新規物件の取得にあたっては、物件価格と収益性のバランスを慎重に検討することが必要となってきております。 また、太陽光発電業界におきましては、長期間にわたって安定した売電収入が期待できる点、現在の良好な資金調達環境などによる利回り商品としての需要拡大に加えて、政府のグリーン成長戦略の推進等による後押しもあり、今後も市場の拡大が期待されております。こうした状況の下、アセットマネジメント事業においては、引き続きファンド運用資産残高、不動産等受託資産残高の増加に向けて、新たに投資家ニーズに適合した魅力的な商品開発を進めております。第3四半期においては、「FCベンチャー企業投資任意組合」の6号ファンドを設定し、募集・販売が完了しております。また、事業型ファンドの残高は第2四半期末から579百万円増加し、7,887百万円となりました。 インベストメントバンク事業においては、第3四半期に国内不動産3物件を売却いたしました。また、車両リース事業においては、第3四半期において384百万円のリースバック車両を取得いたしました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は売上高3,272百万円(前年同期比325.8%増)、営業利益257百万円(前年同期の営業損失は99百万円)、経常利益228百万円(前年同期の経常損失は105百万円)、また、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益149百万円(前年同期の親会社株主に帰属する四半期純損失は51百万円)となりました。
セグメント別の業績は以下の通りであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を除いた売上高で表示しております。
<アセットマネジメント事業>当第3四半期連結会計期間末において、当社グループが運用するファンド運用資産残高は206億円(一部円換算US$1.00=146.20円)、当社グループがアセットマネジメント業務を受託している不動産等の受託資産残高は193億円となりました。不動産ファンドにつきましては、アセットマネジメントフィー及びファンド管理報酬等を計上いたしました。証券ファンドにつきましては、外国投資信託の管理報酬等を計上いたしました。また、事業型ファンドにつきましてもアセットマネジメントフィー等を計上いたしました。この結果、アセットマネジメント事業全体では、売上高586百万円(前年同期比87.2%増)、セグメント利益235百万円(前年同期比842.9%増)となりました。
<インベストメントバンク事業>不動産投資事業では、国内不動産の売却、保有不動産からの賃料収入を計上いたしました。また、車両リース事業においては、車両の売却、リース収入を計上しました。この結果、インベストメントバンク事業全体では、売上高2,686百万円(前年同期比490.0%増)、セグメント利益246百万円(前年同期比199.7%増)となりました。
(単位:百万円)
2022年11月期第3四半期連結累計期間
2023年11月期第3四半期連結累計期間
増減額
売上高
768
3,272
2,504
アセットマネジメント事業
313
586
273
インベストメントバンク事業
455
2,686
2,231
営業費用
867
3,015
2,147
アセットマネジメント事業
288
350
62
インベストメントバンク事業
373
2,440
2,066
消去又は全社
206
224
18
営業利益又は営業損失(△)
△99
257
356
アセットマネジメント事業
25
235
210
インベストメントバンク事業
82
246
164
消去又は全社
△206
△224
△18
経常利益又は経常損失(△)
△105
228
333
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△)
△106
228
334
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
△51
149
201
(2) 連結財政状況の分析
(資産の部) 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,059百万円増加し5,644百万円となりました。これは主に、太陽光発電設備の建設工事の完了、保有棚卸資産の売却等により未成工事支出金1,228百万円、前渡金が240百万円減少した一方で、棚卸資産が1,629百万円、現金及び預金が442百万円、短期貸付金が391百万円増加したことなどによるものです。
(負債の部) 当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ934百万円増加し2,857百万円となりました。これは主に、借入金が131百万円、短期社債が300百万円、前受収益及び契約負債が436百万円増加したことなどによるものであります。
(純資産の部) 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ125百万円増加し2,787百万円となりました。これは主に、利益剰余金が、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により149百万円増加し、配当金の支払いにより37百万円減少したことなどによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、経営戦略の現状と見通しにつきましては「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績の状況及び (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題」に記載のとおりであります。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析当第3四半期連結累計期間において、運転資金等2,139百万円を金融機関より借り入れる一方で2,008百万円の返済を行いました。この結果、当第3四半期連結会計期間末における借入金残高は1,789百万円となりました。
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