【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年12月1日~2023年5月31日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症対策の各種行動制限の緩和、訪日外国人観光客の受け入れの本格的な再開などにより、社会経済の活動が正常化しております。一方で、米国を始めとした世界的な利上げなどにより、金融市場の環境は大きく変動しております。加えて物価の上昇によるコスト高や為替相場の変動が続いており、今後の経済動向には留意する必要があります。
当社グループの主要事業が属する不動産業界では、引き続き投資家の物件取得意欲は高い状況にあり、国内外の投資家による活発な物件の売買が行われています。一方で、日本を含めた主要国の金融政策の見通しは困難な状況となっており、今後の新規物件の取得にあたっては、物件価格と収益性のバランスを慎重に検討することが必要となってきております。また、太陽光発電業界におきましては、長期間にわたって安定した利回りが期待できる点、現在の良好な資金調達環境などによる利回り商品としての需要拡大に加えて、政府のグリーン成長戦略の推進等による後押しもあり、今後も市場の拡大が期待されております。こうした状況の下、アセットマネジメント事業においては、引き続きファンド運用資産残高、不動産等受託資産残高の増加に向けて、新たに投資家ニーズに適合した魅力的な商品開発を進めております。第2四半期においては、不動産ファンドにおいて不動産クラウドファンディング「FC FUNDING」を開始いたしました。また、事業型ファンドにおいてFC車両ファンドの残高は第1四半期末から503百万円増加し、1,018百万円となりました。インベストメントバンク事業においては、車両リース事業においては、第2四半期において826百万円のリースバック車両を取得いたしました。太陽光発電設備については、第2四半期において大分由布太陽光発電所が竣工し、売電を開始しております。以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は売上高1,279百万円(前年同期比103.4%増)、営業利益28百万円(前年同期の営業損失は32百万円)、経常利益28百万円(前年同期の経常損失は35百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益10百万円(前年同期比226.4%増)となりました。
セグメント別の業績は以下の通りであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を除いた売上高で表示しております。<アセットマネジメント事業>当第2四半期連結会計期間末において、当社グループが運用するファンド運用資産残高は195億円(一部円換算US$1.00=139.77円)、当社グループがアセットマネジメント業務を受託している不動産等の受託資産残高は164億円となりました。不動産ファンドにつきましては、アセットマネジメントフィー及びファンド管理報酬等を計上いたしました。証券ファンドにつきましては、外国投資信託の管理報酬等を計上いたしました。また、太陽光発電ファンド事業につきましてもアセットマネジメントフィー等を計上いたしました。この結果、アセットマネジメント事業全体では、売上高351百万円(前年同期比84.2%増)、セグメント利益113百万円(前年同期比2,121.0%増)となりました。
<インベストメントバンク事業>不動産投資事業では、国内不動産の売却、保有不動産からの賃料収入を計上いたしました。また、車両リース事業においては、車両の売却、リース収入を計上しました。加えて、証券投資等事業では、投資先ファンドからの分配金収入を計上いたしました。この結果、インベストメントバンク事業全体では、売上高927百万円(前年同期比111.7%増)、セグメント利益73百万円(前年同期比25.1%減)となりました。(単位:百万円)
2022年11月期第2四半期連結累計期間
2023年11月期第2四半期連結累計期間
増減額
売上高
628
1,279
650
アセットマネジメント事業
191
351
160
インベストメントバンク事業
437
927
489
営業費用
661
1,250
588
アセットマネジメント事業
186
238
52
インベストメントバンク事業
339
853
513
消去又は全社
136
158
22
営業利益又は営業損失(△)
△32
28
61
アセットマネジメント事業
5
113
107
インベストメントバンク事業
98
73
△24
消去又は全社
△136
△158
△22
経常利益又は経常損失(△)
△35
28
64
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△)
△38
28
66
親会社株主に帰属する四半期純利益
3
10
7
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は720百万円となり、前連結会計年度末と比較して107百万円の減少となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)運送事業用車両に関する前受収益及び契約負債が増加したことなどにより、資金が増加した一方で、太陽光発電設備の開発が進んだことにより、資金が減少しました。結果として、営業活動によって減少した資金は154百万円(前年同期は758百万円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)ファンドの組成に関して資金の貸付を行ったことなどにより、投資活動によって減少した資金は、520百万円(前年同期は19百万円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)太陽光発電設備の開発、運送事業用車両の仕入れなどの資金を借り入れたことに加え、社債の発行により300百万円を調達いたしました。結果として、財務活動により増加した資金は566百万円(前年同期は9百万円の増加)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、経営戦略の現状と見通しにつきましては「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績の状況及び(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題」に記載のとおりであります。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析当第2四半期連結累計期間において、プロジェクト資金等として539百万円を金融機関より借り入れ、社債の発行により300百万円を調達いたしました。一方で借入金235百万円の返済を行いました。また、この結果、当第2四半期連結会計期間末における借入金及び社債残高は2,262百万円となりました。
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