【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する説明当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、緩やかに回復しています。先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されます。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、物価上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。このような環境のもと、当社が強みを持つコンピューターグラフィックス(CG)関連ビジネスに注力し、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。開発推進・支援事業においては、主要顧客であるエンターテインメント業界からの引き合いが旺盛なことからエンジニア採用の強化や外注先の確保など開発リソースの拡充に注力しております。また、自動車業界や土木・建築業界を中心とした産業界においてもメタバースやデジタルツインと言ったキーワードに代表される仮想空間でのシミュレーション環境構築など、当社の可視化技術への引き合いが増えていることから展示会への積極出展やホームページコンテンツの拡充など顧客基盤の拡大に向けた取り組みにも注力しております。人材事業においては、クライアント企業、求職者双方に満足して頂けるようサービス向上に取り組んでまいりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高が3,429百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は238百万円(同22.3%減)、経常利益は238百万円(同27.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は158百万円(同7.1%増)となりました。報告セグメントの状況は、以下のとおりであります。
(a) 開発推進・支援事業当第3四半期連結累計期間における受託開発の売上高は、エンターテインメント業界からの案件を中心に引き合いが多く増収となりました。ミドルウェアの売上高は、請負開発による売上は増加したものの前年同期に成約した大型ライセンス契約の穴を埋めるまでには至らず減収となりました。ネットワーク構築・運用等のサービスを提供するオンラインソリューションの売上高は、オンラインゲーム向けのサーバー開発、運用が共に堅調で増収となりました。 以上の結果、売上高は2,076百万円(前年同期比6.8%増)、セグメント利益は276百万円(同12.3%減)となりました。
(b) 人材事業エンターテインメント業界におけるクリエイティブ人材の正社員需要は底堅く推移しました。当第3四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ1,694名(前年同期比3.4%増)、有料職業紹介の成約実績数は312名(前年同期比7.6%増)となりました。以上の結果、売上高は1,352百万円(前年同期比5.0%増)、セグメント利益は330百万円(同4.5%減)となりました。
② 財政状態に関する説明当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて439百万円減少(前連結会計年度末比12.8%減)し、3,000百万円となりました。これは主に、前払費用の増加20百万円等があったものの、現金及び預金の減少312百万円、売掛金及び契約資産の減少82百万円、投資その他の資産の減少68百万円等があったことによるものであります。当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて453百万円減少(同26.1%減)し、1,284百万円となりました。これは主に、長期借入金の増加204百万円等があったものの、短期借入金の減少350百万円、未払費用の減少209百万円、未払法人税等の減少83百万円等があったことによるものであります。当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて13百万円増加(同0.8%増)し、1,716百万円となりました。これは主に、自己株式の増加147百万円があったものの、利益剰余金の増加158百万円等があったことによるものであります。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比7.7ポイント増加し、57.2%となりました。
(2) 事業上及び財政上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(3) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は56百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。
#C3907JP #シリコンスタジオ #情報通信業セクター
