【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和に伴い感染症の部類も5類感染症へ移行し、インバウンドを含む国内外の人流もコロナ前水準に徐々に回復の予兆を示し、穏やかな経済活動の持ち直しの兆候が見受けられました。
しかしながら、ウクライナ情勢を含む地政学的な緊張感が続いていることに加え、エネルギー価格や原材料価格の高騰から消費者物価指数の上昇などもあり、我が国の景気の先行きへの影響には注意が必要な状況にあります。
このような事業環境のもと、当第1四半期連結累計期間においては、メディカルプラットフォーム事業の主力事業である「Medical DOC」については顧客事業所数が引き続き順調に推移したことに加え、スマートクリニック事業の「NOMOCaシリーズ」「CLINIC BOT」についても共に顧客事業所数が伸長しております。
また、人員の採用は前年と同様に強化傾向にあり、教育・育成への積極投資を継続実施しつつ、当社グループの主力事業を補強する、または、新事業を創出に向けた事業提携も積極的に検討を進めてまいりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、以下のとおりです。
①メディカルプラットフォーム事業
メディカルプラットフォーム事業では、医療メディアであるMedical DOCを中心に、医療機関と患者様への適切な医療情報のマッチングを実現しております。当第1四半期連結累計期間に、医療情報に特化した新たなAIチャットボットである「Medical DOC AI chatbot」の開発状況を公開いたしました。当AIチャットボットはユーザーが調べたい体の症状や病気を質問・相談するとチャット形式で対話ができるAIを通してMedical DOCに掲載されている医療記事やクリニック情報から適切な医療情報を得られる新しいFAQサービスになります。超高齢化社会を迎えた現代の日本において健康寿命増進という社会課題を解決すべく、利用者の皆様により一層適切な情報へアクセスいただくことを目的としております。
また、医療メディアである「Medical DOC」においては、当第1四半期連結累計期間に初めて1,000万超の月間PV数を獲得し、継続して上昇傾向にあります。
利用者の増加を背景に顧客事業所数が伸長したことにより増収となり、当第1四半期連結累計期間の契約件数は976件となりました。
この結果、セグメント売上高は1,328,324千円、セグメント利益は711,811千円となりました。
②スマートクリニック事業
スマートクリニック事業では、主に、クリニックの業務効率化を進め、将来的に「受付0」、「待ち時間0」、「現金0」の運営をできるよう、自動受付精算機とセルフ精算レジを展開しております。新たな取り組みとしてDXの強化の一環で「NOMOCa AI chat」をリリースいたしました。当サービスはクリニックの受付業務の1つである「電話業務」にかかる時間やコストを削減し、医療DX化により、ヒトからAIへタスクシフトすることでスタッフの余裕ある時間を生み出し、更には患者様の利便性を向上することを目的としている取り組みになります。
このような新たな商材も含め、医療機関の事務業務量の課題を解決しつつ、「多くの待ち時間と短い診察時間」という不満を医療DXの推進を通じて解決することを引続き目指します。
新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和等により、営業活動が活発になりスマート簡易自動精算機/再来受付機及び、CLINIC BOTを中心に顧客への導入が堅調に推移し、当第1四半期連結累計期間の契約件数は189件となりました。
この結果、セグメント売上高は452,070千円、セグメント利益は60,585千円となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,906,618千円となり、営業利益は446,154千円、経常利益は446,472千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は288,884千円となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べ41,911千円増加し、5,456,834千円となりました。これは主に売掛金が74,037千円増加したこと、繰延税金資産が18,608千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ314,416千円減少し、1,053,633千円となりました。これは主に買掛金が64,395千円減少したこと、未払法人税等が156,936千円減少したこと、賞与引当金が39,000千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べ356,327千円増加し、4,403,201千円となりました。これは主に新株予約権の行使により資本金が8,000千円、資本剰余金が8,000千円増加したことや、新株予約権が50,081千円増加したこと、親会社株主に帰属する四半期純利益288,884千円を計上したことにより利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の金額は19,612千円であり、セグメント別の内訳はメディカルプラットフォーム事業が15,720千円、スマートクリニック事業が3,796千円となっております。
尚、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、主として新卒採用を中心に従業員数が増加し、355人となりました。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、新たな経営成績に重要な影響を与える要因、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営成績に重要な影響を与える要因についての重要な変更はありません。
(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析に重要な変更はありません。
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