【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和等に伴い、経済活動に回復の兆しがみられたものの、資源エネルギー価格の高騰、急激な円安の影響による物価上昇、世界的な金融引締め等により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。小売業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の行動制限が緩和される中、エネルギー価格や原材料価格の上昇に伴い、多岐にわたる商品価格の相次ぐ値上げで個人消費の停滞が高まる恐れがあるなど、厳しい経営環境が続いております。
このような経営環境のなかで、当社グループは、お客様、従業員の安全・健康を最優先に考え、感染防止策を全店舗において実践してまいりました。また、当社のグループ方針である「『儲ける力』に更に磨きをかける」を経営テーマに、人づくり、組織づくりの再構築を図ると共に、売上から利益重視の経営に努め、収益力の拡大に取り組みました。
以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては、新規出店等による増収効果により、 133,759百万円(前年同期比 4.9%増)と堅調に推移しましたが、利益面におきましては、エネルギー価格の高騰に伴う光熱費の相次ぐ値上げによる費用増加等により、営業利益は 5,705百万円(前年同期比 7.8%減)、経常利益は 5,958百万円(前年同期比 8.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 3,871百万円(前年同期比 17.5%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、第2四半期連結会計期間より、報告セグメントの名称を「オートバックス・車関連事業」から「車関連事業」に変更しております。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。
車関連事業につきましては、主力商品であるタイヤ販売が、値上げによる落込みも少なく好調に推移し、それに伴うタイヤ取付工賃を中心としたサービス販売も伸長しました。一方、長引く世界的な半導体不足の影響による新車減産の影響等で、カーナビゲーションや車内用品等販売が減少し前年同期を下回ったこと、新規出店による出店費用の増加やエネルギー価格の高騰に伴う光熱費の費用増加等もあり、利益面は減少しました。新規出店につきましては、「オートバックス」をマレーシアに1店舗オープン、近畿圏に1店舗譲受け、「バイクワールド」を中部圏に1店舗、マレーシアに1店舗オープン、「FIELD SEVEN」を近畿圏に1店舗オープンしたことにより、当第3四半期末における「オートバックス」の店舗数は 72店舗、「バイクワールド」の店舗数は 18店舗、「FIELD SEVEN」の店舗数は 5店舗となりました。これにより、売上高は 30,781百万円(前年同期比 10.1%増)となり、経常利益は 1,926百万円(前年同期比 9.7%減)となりました。
業務スーパー事業につきましては、新規出店による増収効果に加え、食料品・日用品が相次いで値上がりする中、消費者に品質のよい商品を低価格で引き続き提供したこと等により、業績は堅調に推移しました。新規出店につきましては、「業務スーパー」を北海道に2店舗、首都圏に1店舗、中部圏に1店舗、九州圏に1店舗オープンしたことにより、当第3四半期末における「業務スーパー」の店舗数は 180店舗となりました。これにより、売上高は 71,837百万円(前年同期比 6.9%増)となり、経常利益は 3,369百万円(前年同期比 1.2%増)となりました。
精肉事業につきましては、精肉の加工・販売を中心に安心・安全な食材を提供する「お肉のてらばやし」が前年からの原材料価格の高騰による粗利益率の低下、急激な円安によるさらなる輸入原材料価格の高騰の影響もあり、利益面で減少しました。新規出店につきましては、「お肉のてらばやし」を北海道に2店舗、首都圏に1店舗、中部圏に1店舗、九州圏に3店舗オープンしたことにより、当第3四半期末における「お肉のてらばやし」の店舗数は 160店舗となりました。これにより、売上高は 14,820百万円(前年同期比 1.1%増)となり、経常利益は 193百万円(前年同期比 44.8%減)となりました。
その他事業につきましては、ミニスーパー「miniピアゴ」が店舗名を「リコス」へと一新し、店舗運営を行いましたが、売上高が前年同期を下回ったことや、既存店の粗利益率の悪化やエネルギー価格の高騰に伴う光熱費の費用増加もあり、売上及び利益面ともに減少しました。これにより、売上高は 16,320百万円(前年同期比 8.0%減)となり、経常利益は 77百万円(前年同期比 74.1%減)となりました。
財政状態につきましては、次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ 1,165百万円増加し 55,311百万円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ 786百万円減少し 28,611百万円となりました。純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ 1,952百万円増加し 26,699百万円となり自己資本比率は 48.3%となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
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