【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(業績等の概要)(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの行動制限が緩和されつつも、ロシアによるウクライナ侵攻による資源価格の上昇や円安進行による物価上昇などで不透明な状況が続きました。当社グループが主に関連いたします建設業界におきましては、公共投資は堅調に推移しましたが、建設労働者不足による労務費の高騰や建設資材の価格上昇などが経営環境に影響を与えており、依然として困難な状況となりました。さらに、建築資材の価格上昇が受注価格に反映されず、採算性の回復も進みませんでした。このような状況の中で当社グループは、ウェブ受注システムである「ねじネット」の取り扱いアイテムおよびユーザー数の拡大や、ユーザーインターフェースの改善に努め、業務プロセスのデジタル化を進めました。また、「ねじネット」に連動するモバイルアプリである「引取通知」をリリースし、ユーザーエクスペリエンスの向上を図るとともに、さらなる向上を目指してIoT技術を活用したスマートロッカーシステム「ねじロッカー」の開発も行いました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は10,736百万円(前年同期比8.1%増)となりました。損益面では、営業利益は369百万円(前年同期比170.4%増)、経常利益は612百万円(前年同期比167.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は417百万円(前年同期比184.2%増)となりました。
① 財政状態の分析当社グループは適切な流動性の維持、事業活動のための資金確保、および健全なバランスシートの維持を財務方針としております。(資産)流動資産は、前連結会計年度末に比べて549百万円(3.7%)増加し、15,431百万円となりました。これは、現金及び預金が561百万円、電子記録債権が270百万円、商品が251百万円それぞれ増加し、その他流動資産が424百万円、受取手形及び売掛金が283百万円減少したことによるものであります。主な要因として、商品の増加は政策的な在庫の積み増しによるものであります。また、現金及び預金の増加は未収還付消費税等の還付によるものであります。その他流動資産の減少は未収還付消費税等の還付によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,089百万円(6.7%)増加し、17,327百万円となりました。これは、投資有価証券が1,334百万円増加し、機械装置及び運搬具が175百万円減少したことによるものであります。主な要因として、投資有価証券の評価によるものであります。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて1,638百万円(5.3%)増加し、32,758百万円となりました。
(負債)流動負債は、前連結会計年度末に比べて190百万円(1.6%)増加し、12,279百万円となりました。これは、流動負債その他が204百万円増加したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて188百万円(2.4%)増加し、8,183百万円となりました。これは、繰延税金負債が426百万円増加し、長期借入金が243百万円減少したことによるものであります。主な要因として、投資有価証券の評価の増加による繰延税金負債の増加によるものであります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて379百万円(1.9%)増加し、20,463百万円となりました。
(純資産)純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,258百万円(11.4%)増加し、12,295百万円となりました。これはその他有価証券評価差額金が937百万円、利益剰余金が343百万円それぞれ増加したことによるものであります。
② 経営成績の分析売上高は10,736百万円(前年同期比8.1%増)となりました。売上総利益は2,438百万円(前年同期比14.4%増)となりました。販売費及び一般管理費は2,068百万円(前年同期比3.7%増)となり、営業利益は369百万円(前年同期比170.4%増)となりました。経常利益は612百万円(前年同期比167.6%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は417百万円(前年同期比184.2%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況について当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、営業活動によるキャッシュ・フローに係る収入859百万円、投資活動によるキャッシュ・フローに係る収入15百万円、財務活動によるキャッシュ・フローに係る支出317百万円となったことにより、前連結会計期間末と比べ561百万円増加し、2,023百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果獲得した資金は、859百万円(前年同四半期は647百万円の資金の使用)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益619百万円、その他流動資産の減少額356百万円、減価償却費269百万円であり、支出の主な内訳は、棚卸資産の増加額251百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果獲得した資金は、15百万円(前年同四半期は1,492百万円の資金の使用)となりました。収入の主な内訳は、関係会社株式の売却による収入33百万円、支出の主な内訳は無形固定資産の取得による支出18百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、317百万円(前年同四半期は1,827百万円の資金の獲得)となりました。支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出243百万円によるものであります。
(3) 事業上および財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
