【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年3月1日~2023年5月31日)におけるわが国経済は、経済活動の正常化を背景に内需を中心とした緩やかな持ち直しの動きが見られました。一方、先行きにつきましては、海外経済の減速懸念、国内においては、継続する物価上昇による消費の減退懸念など不透明な状況が続いております。
ドラッグストア業界におきましては、薬価および一部調剤報酬改定による処方せん単価の下落、新型コロナウイルス感染症の沈静化に伴う関連商品の売上減少、店舗数の増加による異業種・同業種間の競争激化など、当社グループを取り巻く経営環境は厳しさを増しております。
このような環境のもと、調剤領域の強化におきましては、利用者数が100万人を突破したかかりつけ薬局アプリの更なるダウンロード促進、調剤室・調剤待合室の拡張改装などの売上強化に加え、対人業務強化を目的としたきめの細かい人材の適正配置や薬剤師および医療事務の採用強化などに努めました。
物販領域におきましては、1月にリニューアルしたスギ薬局アプリの会員獲得強化、一人ひとりのお客様に合わせた最適な販促施策の実施、食品売場の拡大改装の促進、各種インバウンド対応の実施および今後の成長に向けた人材の獲得強化に取り組みました。
店舗の出退店などにつきましては、関東・中部・関西・北陸エリアでのドミナント構築に向けて24店舗の新規出店と1店舗の閉店を実施するとともに、既存店の競争力強化に向けて82店舗の改装を実施いたしました。これにより、当第1四半期末における店舗数は1,588店舗となりました。
以上の結果、売上高は1,778億51百万円(前年同期比10.4%増、167億23百万円増)、売上総利益は529億92百万円(同11.6%増、54億94百万円増)、販売費及び一般管理費は452億14百万円(同10.7%増、43億88百万円増)、営業利益は77億78百万円(同16.6%増、11億6百万円増)、経常利益は83億3百万円(同22.0%増、14億97百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は55億63百万円(同20.7%増、9億55百万円増)となりました。
なお、当社の事業セグメントは単一セグメントですので、セグメント別の記載は省略しております。
(2) 財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ142億47百万円増加し、3,661億43百万円(前連結会計年度末は3,518億95百万円)となりました。これは主に売掛金、商品、建物及び構築物が増加したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ110億79百万円増加し、1,464億36百万円(前連結会計年度末は1,353億56百万円)となりました。これは主に買掛金、賞与引当金、退職給付に係る負債が増加したことによるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ31億68百万円増加し、2,197億7百万円(前連結会計年度末は2,165億38百万円)となりました。これは主に利益剰余金が増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は60.0%となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
