【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,855,053千円となり、前連結会計年度末に比べ93,640千円減少いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が135,948千円減少、貸倒引当金が32,166千円減少、現金及び預金が14,466千円減少したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ338,634千円減少して1,620,693千円となりました。これは主に、無形固定資産が193,161千円減少、投資その他の資産が77,564千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,992,935千円となり、前連結会計年度末に比べ441,734千円減少いたしました。これは主に、課徴金引当金が283,090千円減少、前受金が106,710千円減少、短期借入金が100,000千円減少したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ151,540千円減少して1,223,144千円となりました。これは主に、長期借入金が289,485千円減少、社債が158,000千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,259,666千円となり、前連結会計年度末に比べ161,000千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が155,980千円増加したことによるものであります。
b.経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2022年3月1日~2022年11月30日)につきましては、引き続きMT事業が堅調でしたが、メタバース事業において研究開発費等の先行投資による費用発生がございました。
結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は3,254,879千円(前年同期比5.9%増)、営業利益は369,452千円(同154.0%増)、経常利益は397,836千円(同137.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は155,980千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失80,314千円)となりました。
なお、メタバース事業以外の事業における売上高は3,245,594千円(前年同期比5.6%増)、営業利益は708,308千円(同36.6%増)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
①MT事業
MT事業におきましては、売上高は2,191,416千円(前年同期比0.4%増)となり、セグメント利益は475,150千円(前年同期比17.0%増)となりました。
②HT事業
HT事業におきましては、売上高は1,054,178千円(前年同期比18.5%増)となり、セグメント利益は214,803千円(前年同期比72.7%増)となりました。
③メタバース事業
メタバース事業におきましては、売上高は9,285千円(前年同期比447.3%増)となり、セグメント損失は338,856千円(前年同期は372,968千円のセグメント損失)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、220,388千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
#C6182JP #メタリアル #サービス業セクター