【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況当上半期における我が国経済は、新型コロナウィルス感染症の5類移行に伴い回復基調にはあるものの、物価上昇と実質賃金の低迷による消費の伸び悩み、人手不足の深刻化などが企業経営を圧迫しており、当社の主要顧客である外食・小売などのサービス産業においても、先行き不透明な環境が続いております。このような環境下、基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ(以下「MSR」という。)」の売上収益は、前第2四半期会計期間と比較し8.1%増、SaaSは11.2%増、コンサルティング・その他(以下「コンサル」という。)は78.1%増となっております。以上の結果、前第2四半期会計期間と比較し、売上収益で18.8%増、営業利益は54.9%増となりました。売上面では、前第2四半期会計期間と比較し、MSRは一部大手顧客の契約が満了となった一方、過去取引先の調査再開や新規取引先の調査開始、年間調査スケジュール変更要請への対応、海外関連調査の拡大などにより増加致しました。またSaaSはIT導入補助金の活用や従業員エンゲージメントへの関心の高まりからチームアンケートが拡大し、引き続き堅調に推移致しました。コンサルは各種補助金などの関連売上の大幅増や新たな成果創出を目指すHR分野において初期顧客のご支援を継続していることに加え、コストダウンのご支援も徐々に導入が進んでいることなどにより大幅に増加致しました。生産面では、送客+調査型サービスの拡大を見込み、人手不足の影響から若干の遅れが生じたものの安定的な役務提供に向けた人員の採用と育成、オフィス設備の拡充に取り組んでまいりました。当期は送客+調査型サービス及び海外関連調査の比率が高まることを見込み、適切な生産体制となるよう、引き続き人員配置の見直しや生産性向上に努めてまいります。管理面では、前第2四半期会計期間と比較し、原価が22.8%増、販売費及び一般管理費が6.0%減となりました。原価は、調査数増と物価高に伴う単価上昇によってモニター謝礼が増加、加えて人員増及び昇給に伴う労務費が増加致しました。一方、販売費及び一般管理費は、広告宣伝費や社内業務の一部外注にかかる報酬が増加した半面、各種コストダウンにより減少致しました。以上の結果、当上半期の業績は、売上収益1,019,210千円(前年同期比27,708千円増)、営業損失18,634千円(前年同期は76,893千円の営業利益)、税引前四半期損失18,892千円(前年同期は75,891千円の税引前四半期利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失12,722千円(前年同期は53,912千円の親会社の所有者に帰属する四半期利益)となりました。なお、当社グループはミステリーショッピングリサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、現金及び現金同等物が379,357千円、営業債権及びその他の債権が91,982千円、使用権資産が14,727千円減少し、その他の無形資産が35,788千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて396,404千円減少し、3,336,811千円となりました。 負債については、営業債務及びその他の債務が12,383千円増加したものの、リース負債が15,254千円、借入金が19,472千円、その他の流動負債が19,558千円、未払法人所得税等が96,492千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて138,393千円減少し、632,004千円となりました。 資本については、配当金支払による利益剰余金の減少38,504千円、自己株式の取得による減少212,506千円、親会社の所有者に帰属する四半期損失12,722千円等により、前連結会計年度末に比べて258,011千円減少し、2,704,807千円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ379,357千円減少し、286,796千円となりました。 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、39,714千円の支出(前年同期比66,464千円減)となりました。これは、税引前四半期損失の計上18,892千円、営業債権及びその他の債権の減少額92,609千円、営業債務及びその他の債務の増加額11,003千円、法人所得税の支払額96,834千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、92,375千円の支出(前年同期比47,583千円増)となりました。これは、無形資産の取得による支出63,602千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、247,607千円の支出(前年同期比114,072千円増)となりました。これは、短期借入金の純増額50,000千円、長期借入金の返済による支出69,472千円、自己株式の取得による支出213,626千円、配当金の支払額38,504千円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
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