【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況当第1四半期における我が国経済は、新型コロナウィルス感染症の5類への移行決定等によって人流が回復し、持ち直しの動きが強まっている一方、エネルギー・原材料価格の上昇、実質賃金の低迷による買い控え、人手不足の深刻化などが企業経営を圧迫しており、当社の主要顧客である外食・小売などのサービス産業においても、先行き不透明な環境となっております。このような環境下、基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ」(以下「MSR」という。)」の売上収益は、前第1四半期と比較し17.1%減、SaaSは9.5%増、コンサルティング・その他(以下「コンサル」という。)は26.6%減となっております。以上の結果、前第1四半期と比較し、売上収益で16.0%減、営業損益は124,097千円減少し、営業損失99,258千円となりました。売上面では、前第1四半期と比較し、MSRは一部大手顧客の契約が満了となった他、年間調査スケジュール変更要請への対応等により、減少する結果となりました。またコンサルが減少した要因は、前第1四半期に他社サービスの紹介手数料計上があったこと等によります。一方、SaaSは各種補助金への対応が奏功し堅調に推移致しました。生産面では、送客+調査型サービスの拡大見通しを受け、安定的な役務提供に向け人員の採用と育成に取り組んでまいりました。当第2四半期にオフィス設備の拡充も図り、万全の生産体制を準備してまいります。管理面では、前第1四半期と比較し、原価が4.3%増、販売費及び一般管理費が21.0%増となりました。原価は、調査数減、売上収益減に伴うモニター謝礼ならびにレポート生産や顧客紹介などに関する外注費などが減少した反面、人員増及び昇給に伴う労務費の増加、IT投資の促進に伴う賃借料の増加などにより、売上収益が減少する中で増加致しました。また、販管費は、人員増及び昇給に伴い人件費が増加したことに加え、研修や打ち合わせのオンラインから対面への回帰が進んだことにより旅費交通費が増加致しました。以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益383,972千円(前年同期比73,034千円減)、営業損失99,258千円(前年同期は24,839千円の営業利益)、税引前四半期損失99,425千円(前年同期は24,142千円の税引前四半期利益)、親会社の所有者に帰属する四半期損失65,212千円(前年同期は20,422千円の親会社の所有者に帰属する四半期利益)となりました。なお、当社グループはミステリーショッピングリサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析 当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、現金及び現金同等物が133,730千円、営業債権及びその他の債権が226,720千円、使用権資産が8,027千円減少し、その他の無形資産が16,289千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて294,112千円減少し、3,439,103千円となりました。 負債については、営業債務及びその他の債務が32,223千円増加したものの、リース負債が7,501千円、借入金が41,664千円、その他の流動負債が3,452千円、未払法人所得税等が97,411千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて117,806千円減少し、652,592千円となりました。 資本については、配当金支払による利益剰余金の減少38,504千円、親会社の所有者に帰属する四半期損失65,212千円等により、前連結会計年度末に比べて176,305千円減少し、2,786,512千円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ133,730千円減少し、532,423千円となりました。 当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、60,811千円の収入(前年同期比23,014千円増)となりました。これは、税引前四半期損失の計上99,425千円、営業債権及びその他の債権の減少額227,991千円、営業債務及びその他の債務の増加額25,808千円、法人所得税の支払額96,834千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、27,222千円の支出(前年同期比4,475千円増)となりました。これは、無形資産の取得による支出27,222千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、170,567千円の支出(前年同期比86,768千円増)となりました。これは、長期借入金の返済による支出41,664千円、自己株式の取得による支出78,108千円、配当金の支払額38,504千円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
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