【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、行動制限が緩和され経済活動の正常化が進み、緩やかな持ち直しの動きが継続しました。一方で、世界的な金融引き締めによる景気の下押しリスクや原材料価格の高止まりを背景とした物価上昇等、国内外の経済動向は先行き不透明な状況であります。不動産業界におきましては、世界的な原材料高による建築コスト高止まりの影響や日銀の金融政策などを注視していく必要がありますが、住宅ローン金利は低位で安定しており、住宅関連を中心に総じて底堅く推移しております。こうした事業環境のなか、当社は新たな開発用地取得や販売契約の獲得を目指し営業活動に取り組んでまいりました。それにより、当第1四半期累計期間における売上高は14,555百万円(前年同期比138.1%)、営業利益は1,754百万円(同151.0%)、経常利益は1,579百万円(同154.8%)、四半期純利益は1,097百万円(同152.2%)となりました。なお、当社の主要事業である分譲マンション販売は、マンションの竣工後購入者へ引渡しが行われる際に売上高が計上されるため、開発時期や工期等により四半期ごとの業績に偏向が生じる場合があります。セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(分譲マンション販売)主力の分譲マンション販売におきましては、開発基盤となる用地価格の上昇や建築コストの高止まりがあるものの、住宅ローンの低金利の継続や住まいに利便性を求める傾向が強まっていること等から、分譲マンション市場は比較的堅調に推移しており、当社としましては、新規発売物件を中心に契約獲得に向けた販売活動及び引渡計画の推進に注力してまいりました。その結果、当第1四半期累計期間における売上高は11,880百万円(前年同期比135.5%)、セグメント利益(営業利益)は1,543百万円(同138.4%)となりました。なお、当第1四半期累計期間において、分譲マンションの発売戸数は149戸(前年同期比310.4%)、契約戸数は200戸(同123.5%)、引渡戸数は268戸(同122.9%)となり、契約済未引渡戸数は724戸(同93.7%)となりました。
(戸建て住宅販売)戸建て住宅販売におきましては、新規発売物件を中心に契約獲得に向けた販売活動に注力してまいりました。その結果、戸建て住宅10戸の引渡しにより、売上高は434百万円(前年同期比128.6%)、セグメント利益(営業利益)は38百万円(前年同期は3百万円のセグメント利益)となりました。
(その他不動産販売)その他不動産販売におきましては、賃貸マンション・宅地等6物件の販売により、売上高は1,432百万円(前年同期比221.0%)、セグメント利益(営業利益)は188百万円(同224.4%)となりました。
(不動産賃貸収入)不動産賃貸収入におきましては、当社が主力としております住居系は比較的安定した賃料水準を維持しており、入居率の向上と滞納率の改善に努めると同時に、最適な賃貸不動産のポートフォリオ構築のため、新規に物件を取得するなど賃貸収入の安定的な確保を目指してまいりました。その結果、不動産賃貸収入は794百万円(前年同期比104.1%)となり、セグメント利益(営業利益)は254百万円(同92.8%)となりました。
(その他)その他の売上高は、解約手付金収入、保険代理店手数料収入及び仲介手数料等で12百万円(前年同期比55.2%)、セグメント利益(営業利益)は10百万円(同53.3%)となりました。
(資産)当第1四半期会計期間末における資産は、97,405百万円(前事業年度末比11,261百万円の増加)となりました。主な要因は、現金及び預金の増加5,819百万円、次期以降の事業用地取得や建築進捗等による仕掛販売用不動産の増加5,497百万円等によるものであります。
(負債)当第1四半期会計期間末における負債は、68,046百万円(前事業年度末比10,481百万円の増加)となりました。主な要因は、引渡による前受金の減少560百万円等に対し、買掛金等仕入債務の増加1,504百万円、借入による短期借入金の増加1,502百万円、長期借入金(1年内返済予定分含む)の増加8,089百万円等によるものであります。
(純資産)当第1四半期会計期間末における純資産は、29,359百万円(前事業年度末比779百万円の増加)となりました。主な要因は、剰余金の配当310百万円等に対し、四半期純利益1,097百万円の計上等によるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動該当事項はありません。
(4) 従業員数(提出会社の状況)当第1四半期累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因経営成績に重要な影響を与えると推測される要因は、事業等のリスクに記載したとおりであります。各リスクに対しては、影響を最小限に抑えられるように、発生の可能性や結果の重大性に応じた対策を講じてまいります。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析当第1四半期累計期間における資金調達は、金融機関からの借入金により事業用資金として13,791百万円、運転資金として1,300百万円を調達しております。具体的には分譲マンション及び戸建て住宅の開発用地の取得や建築代金支払いにかかる資金をはじめとして、事業用固定資産(賃貸用不動産)の取得等に伴う資金を含めて、プロジェクト単位で資金調達を行うことを基本としております。当第1四半期会計期間末の現金及び現金同等物は14,992百万円となっており、大型プロジェクトに対応したコミット型シンジケートローンの取り組みや、一棟売り小型賃貸住宅の開発資金向けコミットメントラインの設定、プロジェクト展開地域を主要地盤とする金融機関の活用など、資金調達の円滑化に向けた対応を進めております。
(8) 生産、受注及び販売の実績当社の主力事業である分譲マンション販売は、マンションの竣工後購入者へ引渡しが行われる際に売上高が計上されるため、開発時期や工期等により四半期ごとの売上実績に偏向が生じる傾向にあり、その内容については次の通り(セグメント別の前年同期比)であります。 ① 当第1四半期累計期間におけるセグメントごとの販売実績
セグメントの名称
当第1四半期累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年5月31日)
物件名又は内容
戸数(戸)
金額(千円)
構成比(%)
前年同期比(%)
分譲マンション販売
ワコーレ姫路オーナーズレジデンス
87
3,507,409
-
-
ワコーレ福島野田ザ・レジデンス
56
2,474,973
-
-
ワコーレ芦屋呉川Floris
29
1,637,380
-
-
その他
96
4,261,158
-
-
小 計
268
11,880,922
81.6
135.5
戸建て住宅販売
戸建て住宅
10
434,846
-
-
小 計
10
434,846
3.0
128.6
その他不動産販売
賃貸マンション・宅地等の販売
47
1,432,728
-
-
小 計
47
1,432,728
9.8
221.0
不動産賃貸収入
賃貸マンション等の賃貸収入
-
794,866
-
-
小 計
-
794,866
5.5
104.1
その他
その他の収入
-
12,421
-
-
小 計
-
12,421
0.1
55.2
合 計
325
14,555,784
100.0
138.1
(注)
1.分譲マンション販売の金額には、住戸売上のほかに分譲駐車場の金額が含まれております。2.その他不動産販売の戸数は、一棟売却の賃貸マンションの戸数を記載しており、土地売りについては含めておりません。3.不動産賃貸収入及びその他には、販売住戸が含まれていないため、戸数表示はしておりません。4.共同事業の戸数及び金額は、出資割合によりそれぞれ計算(小数点以下切捨て)しております。
② 当第1四半期累計期間におけるセグメントごとの契約実績
セグメントの名称
当第1四半期累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年5月31日)
期中契約高
契約済未引渡残高
戸数(戸)
金額(千円)
前年同期比(%)
戸数(戸)
金額(千円)
前年同期比(%)
分譲マンション販売
200
9,184,882
124.2
724
31,765,048
78.9
戸建て住宅販売
15
646,469
151.7
16
713,004
279.1
その他不動産販売
31
708,539
252.2
14
199,220
15.6
合計
246
10,539,890
130.0
754
32,677,273
78.2
(注)
1.分譲マンション販売の金額には、住戸売上のほかに分譲駐車場の金額が含まれております。2.その他不動産販売の戸数は、一棟売却の賃貸マンションの戸数を記載しており、土地売りについては含めておりません。3.共同事業の戸数及び金額は、出資割合によりそれぞれ計算(小数点以下切捨て)しております。
(9) 主要な設備 当第1四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変更はありません。
