【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)業績の状況
当社は1997年の創業以来、「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」という企業理念のもと、インターネット求人情報サイトの提供を通じ、顧客企業の人材採用とその活用を支援するとともに、求職者一人ひとりが生き生きと働くことができる環境の構築に貢献すべく事業に取り組んでおります。
2020年2月期より、「Labor force solution company」というビジョンのもと、人材サービスとDXサービスの提供を通じて、労働市場における諸課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指しています。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、人材サービス事業の順調な拡大とDX事業の高い成長により、140億27百万円(前年同期比13.6%増)となりました。
費用は、営業力のさらなる強化のため、2023年新卒社員の採用などの人材投資を行うとともに、広告宣伝投資などを実施いたしました。その結果、当第1四半期連結累計期間の営業利益は33億42百万円(前年同期比5.8%増)、経常利益は32億76百万円(前年同期比6.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21億53百万円(前年同期比7.3%増)となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
当第1四半期連結会計期間より、当社における売上管理区分をサービスの種類に応じた区分に見直したことに伴い、「顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に関して、「バイトル、バイトルNEXT、バイトルPRO、はたらこねっと、DX、その他」から「メディア(求人広告)サービス、エージェント(人材紹介)サービス、DXサービス、その他サービス」へと表示方法を変更しております。
なお、当該変更による報告セグメントの変更はありません。
① 人材サービス事業
人材サービス事業は、メディア(求人広告)サービスとして、アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、専門職の総合求人サイト「バイトルPRO」を運営しております。また、エージェント(人材紹介)サービスとして、医療専門職向け人材紹介サービス「ナースではたらこ」、介護職向け人材紹介サービス「介護ではたらこ」を運営しております。これらのサービスにおいては、当社の強みである営業力、サービス開発力、プロモーション力を活かし、ユーザー及び顧客基盤を拡大することを目指しております。
当第1四半期連結累計期間は、人材サービス事業の売上高は順調に推移しました。その結果、売上高は126億14百万円(前年同期比12.2%増)、セグメント利益は44億36百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
② DX事業
DX事業は、2019年9月から、中堅・中小企業に特化した商品設計により導入が容易でシンプルな機能、かつ中堅・中小企業向け価格設定であるSaaS型のDX商品「コボット」シリーズの提供を通じ、中堅・中小企業のDX化を支援しております。
当第1四半期連結累計期間は、応募者との面談スケジュールの自動調整等を行う「面接コボット」や派遣会社の営業先リスト自動作成等の営業支援を行う「HRコボット」のほか、職場紹介動画をはじめとするバイトルの独自機能を活かして企業の採用ページを作成する「採用ページコボット」を中心とする各商品の売上が伸長いたしました。その結果、売上高は14億13百万円(前年同期比29.0%増)、セグメント利益は6億40百万円(前年同期比30.9%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末と比較して33億55百万円減少し、468億12百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少32億21百万円、投資その他の資産の減少7億96百万円によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して22億95百万円減少し、96億29百万円となりました。主な要因は、未払法人税等の減少17億77百万円、その他流動負債の減少4億32百万円によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して10億59百万円減少し、371億83百万円となりました。主な要因は、自己株式の増加10億4百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、167億52百万円となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は4億68百万円(前年同期比21億29百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益32億47百万円、減価償却費7億65百万円、売上債権の減少額6億36百万円等が、未払金の減少額14億65百万円、法人税等の支払額28億6百万円等を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は26億円(前年同期比17億47百万円の増加)となりました。これは主に定期預金の預入による支出20億円、無形固定資産の取得による支出8億60百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は30億91百万円(前年同期比12億36百万円の増加)となりました。これは主に自己株式の取得による支出10億13百万円、配当金の支払額21億56百万円によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、重要な点において変更を行っておりません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は10百万円であります。
(7)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、新卒採用を行ったことなどの要因により、当社グループの従業員数は前連結会計年度末2,316名から590名増加し2,906名となりました。セグメント別の従業員数は次のとおりであります。
① 連結会社の状況
セグメントの名称
従業員数(人)
人材サービス事業
2,028
DX事業
233
全社(共通)
645
合計
2,906
(注)全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
② 提出会社の状況
セグメントの名称
従業員数(人)
人材サービス事業
2,028
DX事業
233
全社(共通)
645
合計
2,906
(注)全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間における販売の実績の詳細は(1)業績の状況をご覧ください。
なお、当社の主たる業務は、インターネットを利用した求人情報掲載、医療専門職と介護職の人材紹介及びDXサービスの提供であり、これらの提供するサービスには生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。また、受注実績についても生産実績と同様の理由により、記載はしておりません。
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