【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年3月1日~2023年5月31日)の当社グループにおきましては、「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションを実現するため、引き続き主力事業であるプレスリリース配信サービス「PR TIMES」の基盤強化、SaaS型ビジネス向けツールの「Jooto」及び「Tayori」の事業成長に向けた活動を中心に認知度向上並びに新たな顧客層の獲得を目指してまいりました。
「PR TIMES」の利用企業社数は83,548社(前年同期比20.6%増)に達し、国内上場企業のうち54.5%の企業にご利用いただいており、プレスリリース件数は2023年3月に過去最高となる月間33,801件を記録いたしました。また、プレスリリース素材となる画像の掲載数は3月に過去最高となる月間182,183点、動画の掲載数は4月に過去最高水準に近い月間2,811点となり、プレスリリースのリッチコンテンツ化も進んでおります。加えて、配信先媒体数は11,821媒体、メディアユーザー数は25,562名、パートナーメディア数は234媒体となり、プレスリリースの月間サイト閲覧数は5月に過去最高の7,597万PVを記録いたしました。
タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」は有料利用企業社数を、カスタマーサポートツール「Tayori」は有料アカウント数を重要指標として利用拡大及びサービス向上に取り組んでまいりました。その結果、「Jooto」の有料利用企業社数は1,860社(前年同期比1.4%増)、「Tayori」の有料アカウント数は919アカウント(前年同期比27.5%増)となりました。両サービスとも売上高への影響は限定的で、未だ投資フェーズが続いております。なお、「Jooto」は当第1四半期連結累計期間において提供プランの統廃合を実施したことにより、一時的に有料利用企業社数が減少しております。
また、2023年3月31日付で株式会社グルコース(以下、「グルコース」という。)の全株式を取得し連結子会社化いたしました。グルコースはサービス開発力を特徴とするエンジニア集団で、Webやソーシャルメディア、モバイルアプリ領域に関するソリューションの提供とプロトタイプ構築を特に得意としており、メディア企業・スタートアップなどWebサービスの開発力を重視する顧客や、シンクタンク・研究機関など技術と実績を評価する顧客に対し、受託開発やコンサルティングを行っております。グルコースが当社グループに加わることにより、当社グループの顧客基盤とネットワーク、グルコースのプロトタイプ構築・サービス開発力を掛け合わせ、新規プロダクト受託開発事業を開始し「行動者」の想いをカタチにして、プロダクト開発からPRまで一気通貫で支援してまいりたいと考えております。また、当社グループのプロダクトの内製化を促進することで、目的意識が揃いやすくなり開発実装のスピードとクオリティーが向上し、事業成長に寄与することを期待しております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,608,929千円(前年同期比16.3%増)、営業利益は343,701千円(前年同期比19.7%減)、経常利益は343,709千円(前年同期比19.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は231,054千円(前年同期比21.4%減)となりました。
当社グループは、従来「プレスリリース配信事業」のみの単一セグメントでありましたが、当第1四半期連結会計期間より、グルコースの全株式を取得し、新たに連結の範囲に含めたことに伴い、報告セグメントに含まれない事業セグメントであるシステム開発事業を「その他」の区分としてセグメント情報を開示しております。なお、当社グループの報告セグメントにおける「プレスリリース配信事業」の比率が極めて高く、上記の事業全体に係る記載内容と概ね同一と考えられるため、セグメントごとの記載は省略しております。
(2) 財政状態の状況
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ663,930千円増加し、5,929,298千円となりました。
流動資産におきましては、当第1四半期連結会計期間末残高は、4,841,392千円と前連結会計年度末に比べ399,928千円の増加となりました。これは、その他の増加354,628千円が主な要因となります。
固定資産におきましては、当第1四半期連結会計期間末残高は、1,087,905千円と前連結会計年度末に比べ264,001千円の増加となりました。これは、無形固定資産の増加204,379千円、投資その他の資産の増加56,905千円が主な要因となります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ469,523千円増加し、1,268,376千円となりました。
流動負債におきましては、当第1四半期連結会計期間末残高は、1,263,219千円と前連結会計年度末に比べ464,470千円の増加となりました。これは、契約負債の増加92,892千円、その他の増加318,129千円が主な要因となります。
固定負債におきましては、当第1四半期連結会計期間末残高は、5,157千円と前連結会計年度末に比べ5,052千円の増加となりました。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ194,406千円増加し、4,660,921千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加231,054千円が主な要因となります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第1四半期連結累計期間において、当社グループは業容拡大に伴う採用により、「プレスリリース配信事業」の従業員数が13名増加し、株式会社グルコースを連結の範囲に含めたことにより、「その他」の従業員数が18名増加しました。この結果、従業員数は136名となりました。
なお、従業員は正社員数であります。
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