【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間(2023年3月1日~2023年5月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う行動制限が解除されたことにより経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調となりました。一方で、原価高騰に伴う物価上昇や欧米諸国の金融政策の影響による世界的な景気後退懸念等、依然として先行き不透明な状況が続きました。
流通業界におきましては、高額品の消費が好調に推移し、インバウンドも徐々に回復する等、一部で明るい兆しが見え始めた一方、生活必需品については、相次ぐ値上げにより生活防衛意識が高まり、引き続き予断を許さない状況が続きました。
このような状況のなか、当社グループは、経営環境の変化に対し、当社グループの強みを最大限発揮することで、お客様の期待を越える商品・サービスを提供し、更なる成長を目指してまいります。そして、信頼性の高い企業グループの構築に向けサステナブル経営を実践し、内部統制機能の強化、株主への利益還元、利益成長に繋がる中長期的投資等を実行することによって企業価値の向上に取り組んでおります。
その結果、当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高95億85百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益7億27百万円(前年同期比87.3%増)、経常利益8億50百万円(前年同期比73.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億2百万円(前年同期比25.2%増)と、3期連続増収増益となりました。また、重要な経営指標として定めている「のれん償却前営業利益」は8億52百万円(前年同期比66.2%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(ジュエリー事業)
ジュエリー事業を展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツグループは、事業構造改革を推進いたしました。ブライダルジュエリーでは、専門店の店舗集約による効率化を推進する一方、店舗の移転・改装等の大型投資を実行いたしました。ファッションジュエリーでは「女性客の拡大」「ECの売上高拡大」「顧客化の推進」に取り組みました。
その結果、売上高は39億11百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は3億82百万円(前年同期比97.6%増)と大幅増益となりました。
(アパレル事業)
デイリーファッション「パレット」を展開する㈱アージュは、出店効果により、売上高が拡大いたしました。
アスティグループは、主力取引先との取り組みが拡大し、利益率も向上いたしました。
その結果、売上高は56億74百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は4億51百万円(前年同期比57.6%増)と増収増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における財政状態につきましては、資産は主に、投資有価証券が14億41百万円、商品及び製品が7億33百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して27億82百万円増加し、529億94百万円となりました。負債は主に、短期借入金が27億円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して31億89百万円増加し、151億86百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末と比較して4億6百万円減少し、378億7百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
