【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中、景気は緩やかに持ち直しているものの、原材料価格の上昇や世界的な金融引締めが続き、景気の先行きは不透明な状況が続きました。
当社の主要な受注先の造船業界では、新造船市況は回復の兆しがみられるものの、当社の受注環境は厳しい状況にありました。このようななか、当社は、舶用関連において受注獲得に努め、発電プラント関連においても積極的な営業活動を展開し、修理やメンテナンス関連の部品注文獲得にも注力しました。
新型コロナウイルス感染症の影響でございますが、受注高・売上高への影響は限定的であり、資材調達に関してもほとんど影響はございません。
当第2四半期累計期間における受注高は、9,077百万円(対前年同期比15.2%増)となり、1,200百万円前年同期を上回りました。品種別にみますと、自動調節弁3,772百万円、バタフライ弁2,787百万円、遠隔操作装置2,517百万円となり、対前年同期比では、バタフライ弁は637百万円、遠隔操作装置は623百万円増加しましたが、自動調節弁は60百万円の減少となりました。
売上高では、8,217百万円(対前年同期比0.8%減)となり、69百万円前年同期を下回りました。品種別では、自動調節弁3,571百万円、バタフライ弁2,562百万円、遠隔操作装置2,082百万円となり、対前年同期比では、自動調節弁は16百万円、バタフライ弁は49百万円、遠隔操作装置は3百万円の減少となりました。輸出関連の売上高は、1,057百万円となり、前年同期を210百万円上回りました。当第2四半期会計期間末の受注残高は期首に比べて860百万円増の9,960百万円となりました。
利益面では、営業利益は479百万円(対前年同期比189.3%増)、経常利益は584百万円(対前年同期比102.5%増)、四半期純利益は402百万円(対前年同期比102.5%増)といずれも前年同期を上回りました。
なお、当社はバルブ及び遠隔操作装置製造・販売事業の単一セグメントであるため、上記経営成績についてはセグメント別に代えて品種別に示しております。
当第2四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比べ393百万円減少の27,452百万円となりました。これは主として、現金及び預金が443百万円増加したものの、売上債権が75百万円、有価証券が400百万円、有形固定資産のその他(純額)が81百万円、投資有価証券が278百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
負債合計は、前事業年度末と比べ687百万円減少の4,702百万円となりました。これは主として、営業外電子記録債務が99百万円、未払法人税等が88百万円それぞれ増加したものの、仕入債務が375百万円、1年内返済予定の長期借入金が400百万円、流動負債のその他が86百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前事業年度末と比べ294百万円増加の22,749百万円となりました。これは主として、四半期純利益が402百万円、配当金の支払124百万円により、利益剰余金が20,137百万円(前事業年度末と比べ277百万円の増加)となったこと、また、その他有価証券評価差額金が699百万円(前事業年度末と比べ17百万円の増加)となったこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて443百万円増加し、当第2四半期会計期間末の資金残高は4,999百万円(対前年同期比53.5%増)となりました。
また、当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動の結果獲得した資金は310百万円(対前年同期比236.8%増)となりました。
これは主として税引前四半期純利益が584百万円(対前年同期比102.5%増)であり、減価償却費112百万円(対前年同期比0.1%減)、売上債権の減少による収入75百万円(前年同期は売上債権の増加による支出434百万円)があった一方、仕入債務の減少による支出375百万円(前年同期は仕入債務の増加による収入158百万円)、法人税等の支払額96百万円(対前年同期比26.7%減)があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動の結果獲得した資金は658百万円(前年同期は765百万円の支出)となりました。
これは主として、有価証券の償還による収入1,400百万円(対前年同期比33.3%減)、投資有価証券の償還による収入1,400百万円があった一方、有価証券の取得による支出1,000百万円、投資有価証券の取得による支出1,101百万円(対前年同期比21.7%減)、有形及び無形固定資産の取得による支出40百万円(対前年同期比91.2%減)があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動の結果使用した資金は525百万円(対前年同期比193.7%増)となりました。
これは、長期借入金の返済による支出400百万円、配当金の支払額125百万円(対前年同期比29.9%減)があったことによるものであります。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。また同期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、243,658千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
また、当社は、バルブ及び遠隔操作装置製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載はしておりません。
