【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績の状況当第3四半期連結累計期間(令和4年3月1日~令和4年11月30日)における当社を取り巻く経済環境は、設備投資・生産活動に持ち直しの動きが見られたものの、新型コロナウイルス感染症の感染状況、円安の進行、物価高騰、ロシア・ウクライナ情勢及び中国ロックダウンによる部品調達の困難化や自動車工場の減産・稼働停止など下振れリスクにより景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。このような状況のもと、当社グループは「中期経営計画 Achieve2025(令和3年3月1日~令和8年2月28日)」の2年目として重点施策の着実な実行に努めました。当第3四半期連結累計期間においては、計測及び産業機器・工作機械の物件の納期遅延等の影響があったものの、NICE-NETの利便性向上や機会損失の回避等を目的として在庫拡充による品揃えを強化するとともに、計測分野に関するWebセミナー等を実施し、拡販に努めました。3月には、工作機械、ロボット及び工場ライン周辺の設備販売を強化するために設備販売部を新設しました。6月には、ロボットテクノロジージャパン2022に出展し、「NaITO Revolution ~NaITOからの再提案~」をテーマとして、協働ロボットやIoT関連の商材等を展示しました。11月には、JIMTOF2022において新製品の当社オリジナルブランド「Victory エンドミル」の発売を発表しました。また、海外展開につきましては、ベトナム・タイ・中国において同感染症の影響はあったものの拡販に努めました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は335億99百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は6億69百万円(同29.4%増)、経常利益は7億9百万円(同29.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券売却益の計上もあり5億87百万円(同57.4%増)と増収増益になりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期連結累計期間との比較・分析を行っております。
取扱商品分類別の売上高は、下表のとおりです。
取扱商品分類
売上高(百万円)
前年同期比(%)
切削工具
16,870
+2.9
計 測
2,937
+0.3
産業機器・工作機械等
13,791
+1.5
合計
33,599
+2.1
(2) 財政状態の分析 当第3四半期連結会計期間末の資産、負債および純資産の状況は、以下のとおりです。
① 資産資産は、180億57百万円と前連結会計年度から8億83百万円増加しました。これは、棚卸資産が4億41百万円、受取手形及び売掛金が2億37百万円増加したことが主な要因です。 ② 負債負債は、54億85百万円と前連結会計年度から5億32百万円増加しました。これは、支払手形及び買掛金が2億13百万円増加したことが主な要因です。 ③ 純資産純資産は、125億72百万円と前連結会計年度から3億50百万円増加しました。これは、配当金の支払いにより利益剰余金が1億64百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益5億87百万円の計上により利益剰余金が増加したことが主な要因です。なお、自己資本比率は69.6%となりました。
