【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当第2四半期連結累計期間の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの分析は、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況①経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(2023年3月1日から2023年8月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症において、感染症法上の分類が第2類から第5類へ引き下げられる等、各種規制緩和により個人消費や雇用情勢等に回復の兆しが見られ、景気は緩やかに持ち直してきているものの、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴う光熱費や原材料価格の高騰、円安による更なる物価上昇の影響は未だ続いており、また人手不足からくる賃金コストや配送コストの上昇も加わり、店舗を運営する小売業にとっては厳しい経営環境が続いております。 このような事業環境のもと、当社は新型コロナウイルス感染症拡大当初より進めてきたECの販売強化とWEBプロモーションの強化に取り組んでまいりました。公式アプリやSNS、メールマガジンなどを駆使してサービスの提供、顧客との接点創出や繋がり強化に注力することでオンライン・オフラインの相互長期利用を目指しております。公式アプリ会員数は860万人を超え、1,000万人が目前に見えてまいりました。社員がインフルエンサーとなってSNSを通じてターゲット層へ積極的にアプローチをし、ECサイトや店舗への集客促進をしております。個人SNSのフォロワー数は1,170万人を突破しました。自社EC「PAL CLOSET」だけでなく「ZOZOTOWN」なども駆使した柔軟なEC活用が売上の底上げに寄与してまいりました。 今年50周年を迎える当社は8月に初めてブランド合同で予約展示会を開催し、2日間にわたり新商品の試着やトークショーなど盛り沢山のイベントを開催致しました。7月からはディズニー創立100周年を記念した「ディズニー100」をテーマに、アパレルから雑貨まで22のブランドが多様なDisneyキャラクターデザインのラインナップを展開しております。 実店舗につきましては自粛規制の緩和により人の流れが増え、商業施設の集客も好転してきたことから来店客数、売上ともに増加しております。1994年4月に大阪市北区茶屋町に1号店を出店してから来年30周年を迎える「3COINS」を中心に新規出店の加速と既存店の大型化を進めてまいりました。 また、4週間MDの徹底による在庫の適正化と粗利率の改善、シフトの効率化による人件費の適正化と店舗運営の効率化など、従来からの重点施策に引き続き取り組んでまいりました。これらの施策により、衣料事業の売上高は、前年同期比7,803百万円増加の57,673百万円、雑貨事業の売上高は、前年同期比8,113百万円増加の36,375百万円となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比15,951百万円増加の94,145百万円となりました。利益面につきましては、営業利益は前年同期比2,717百万円増加の10,299百万円、経常利益は前年同期比2,673百万円増加の10,384百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比2,193百万円増加の7,001百万円となりました。
②財政状態の分析(資産)流動資産は、現金及び預金が1,941百万円減少しましたが、受取手形及び売掛金が1,773百万円、商品及び製品が1,970百万円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて3,603百万円増加しました。固定資産は、建物及び構築物が1,031百万円増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて1,633百万円増加しました。
(負債)流動負債は、支払手形及び買掛金が3,796百万円増加しましたが、1年内返済予定の長期借入金が3,064百万円、未払法人税等が1,377百万円それぞれ減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べて530百万円減少しました。固定負債は、長期借入金が3,066百万円、資産除去債務が323百万円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて3,555百万円増加しました。(純資産)純資産は、利益剰余金が3,707百万円増加しましたが、自己株式を1,497百万円取得したことなどにより、前連結会計年度末に比べて2,212百万円増加しました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により取得した資金が5,525百万円、自己株式の取得による支出が1,528百万円あったことなどにより、前連結会計年度末に比べ1,941百万円減少し、61,903百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)法人税等の支払が5,868百万円ありましたが、税金等調整前四半期純利益が10,150百万円あり、仕入債務が3,693百万円増加したことなどにより、営業活動により取得した資金は5,525百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)差入保証金の回収が394百万円ありましたが、有形固定資産の取得による支出が1,635百万円、差入保証金の差入による支出が506百万円あったことなどにより、投資活動により支出した資金は2,336百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)短期借入金の返済による支出が3,064百万円、長期借入金の返済による支出が8,118百万円、自己株式の取得による支出が1,528百万円、配当金の支払が3,293百万円ありましたが、長期借入金による調達が11,184百万円あったことなどにより、財務活動により支出した資金は5,130百万円となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
