【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期累計期間(2023年3月1日~2023年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限が緩和され、経済活動の正常化が進む一方で、エネルギー価格や原材料価格の高騰、急激な為替の変動等、依然として先行きが不透明な状況となっております。
小売業界におきましては、電気代や生活必需品等の物価上昇による消費者の生活防衛意識の高まりに伴う個人消費の停滞等に加えて、業態の垣根を越えた競争も激化し厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社は、4月に「第2次中期経営計画」を策定し、2028年2月期に売上高1,100億円、営業利益率8%以上、ROE10%以上の目標数値を掲げております。当該計画の達成に向け、4つの重点施策「販売力の強化」、「販売拠点の強化」、「DCMとの連携強化」、「サステナビリティ強化」を策定し取り組みを進めております。
販売拠点につきましては、8月に1店舗の全面改装と1店舗の閉店(2023年9月移転増床)を実施いたしました。
販売面につきましては、外出需要の高まりや春の黄砂対策により、車のメンテナンス用品・洗車用品等が好調に推移した他、コロナ禍にペット需要が増加した影響もありペットフード、飼育用品が好調に推移いたしました。
一方、春のお彼岸、ゴールデンウィーク期間中の天候不順や夏の記録的な暑さの影響により、花苗や野菜苗等の園芸植物、レンガ・ブロック・砂利等の屋外資材が不振となった他、新型コロナウイルス感染症の規制緩和により、マスク・消毒液等の感染症対策用品が反動減となりました。また、生活防衛意識の高まりもあり、家電やインテリア等の中高価格帯の商品が伸び悩んでいる状況です。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は481億80百万円(前年同四半期比95.0%)となりました。利益面では、店舗システムの一部入れ替えによる店舗オペレーションの改善を図り人件費等の適正化も進めましたが、天候不順や夏の記録的な暑さの影響もあり園芸植物等の劣化が進み、値下げや廃棄ロスが増加したことにより荒利益率が悪化した他、売上高が減少したことにより、営業利益27億16百万円(前年同四半期比81.4%)、経常利益28億72百万円(前年同四半期比81.6%)、四半期純利益19億50百万円(前年同四半期比81.8%)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期会計期間末の総資産は812億29百万円となり、前事業年度末に比較し26億54百万円増加いたしました。主な要因は投資有価証券18億99百万円、土地5億35百万円、受取手形、売掛金及び契約資産3億97百万円、商品3億60百万円の増加と一方、投資その他の資産のその他に含まれる繰延税金資産6億24百万円の減少などによるものです。
負債合計は339億4百万円となり、前事業年度末に比較し2億57百万円減少いたしました。主な要因は長期借入金20億47百万円の返済と一方、支払手形及び買掛金7億93百万円、流動負債のその他に含まれる未払消費税等3億91百万円、未払法人税等2億23百万円の増加、短期借入金4億0百万円の調達などによるものです。
純資産合計は473億25百万円となり、前事業年度末に比較し29億12百万円増加いたしました。主な要因は四半期純利益19億50百万円の計上、その他有価証券評価差額金13億84百万円の増加、剰余金の配当4億22百万円などによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物は、前年同四半期累計期間末に比べ27億52百万円減少し、20億56百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期純利益28億61百万円に減価償却費8億51百万円、仕入債務の増加額7億93百万円を加算し、法人税等の支払額6億72百万円、売上債権の増加額3億97百万円を減算するなどして全体では34億42百万円の収入(前年同四半期は49億76百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出7億93百万円、敷金及び保証金の差入による支出3億3百万円と一方、投資有価証券の売却による収入1億88百万円、敷金及び保証金の回収による収入99百万円などにより全体では8億54百万円の支出(前年同四半期は45百万円の収入)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出20億47百万円、短期借入金の返済による支出11億0百万円、配当金の支払額4億21百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出4億7百万円と一方、短期借入れによる収入15億0百万円などにより全体では24億75百万円の支出(前年同四半期は19億70百万円の支出)となりました。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
該当事項はありません。
(8)主要な設備
重要な設備の新設等
当第2四半期累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設等の計画は、新店1店舗の新設であり、その内容は以下のとおりであります。
事業所名
所在地
設備の内容
投資予定金額
資金調達方法
着工年月
完成年月
(予定)
増加予定
売場面積(㎡)
総額
(百万円)
既支出額
(百万円)
川中島店
長野県
長野市
土地賃借
建物賃借
551
517
自己資金
2023年4月
2023年9月
4,472
(注)投資予定金額には、差入保証金を含んでおります。
