【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、全国旅行支援等による個人消費の回復や供給制約の緩和による生産・輸出の増加等により持ち直しております。また、インバウンド需要や政府の経済対策等により、今後も回復するものと見られておりますが、海外の経済・物価情勢と国際金融資本市場の動向等、先行きに対する不透明感は拭えない状況であります。
葬儀業界におきましては、葬儀に関する潜在的需要は人口動態を背景に年々増加するものと推計されておりますが、核家族化や葬祭規模の縮小等により、葬儀単価の減少傾向が続いております。また、直近の業界環境といたしましては、葬儀件数は前年同期と比較して増加し、葬儀単価は葬祭規模の縮小及び法要料理の販売減により、低下した状態が続いております。
かかる環境下、当社グループは顧客満足度の向上を図るべく「明瞭な価格体系による葬儀費用の明確化」「徹底した人財教育によるサービスの向上」「ドミナント出店による利便性の向上」を戦略の基本方針とし、直営・フランチャイズ出店による徹底した差別化戦略を展開しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、会館数260店舗体制をはじめとする中長期ビジョンの実現とその後の持続的な成長を目指すべく「新生ティア」のスローガンのもと中期経営計画を策定し、4項目のテーマを設け8つの戦略を推進しております。新規出店の状況につきましては、直営は愛知県下に「ティア愛西勝幡」「ティア東郷」「ティア守山」、三重県下に「ティア四日市大矢知」、大阪府下に「ティア東大阪大蓮」を開設し、リロケーションにより既存会館1店舗を閉鎖いたしました。フランチャイズでは、愛知県下に「ティア布袋」、静岡県下に「ティア掛川」を開設し、これにより直営87店舗、フランチャイズ59店舗の合計146店舗となりました。
売上原価におきましては、固定費は増加したものの売上高の増収効果により負担割合が低下し、経費面では、営業促進の実施に伴う広告宣伝費や、積極的な人材確保により人件費等が増加いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は73億20百万円(前年同期比6.2%増)となり、売上原価率は前年同期比と比べ0.5ポイント低下し、販売費及び一般管理費は前年同期比14.2%増となりました。これにより、営業利益は8億15百万円(同7.7%減)、経常利益では8億11百万円(同7.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億43百万円(同7.4%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(a)葬祭事業
当第2四半期連結累計期間におきましては、「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等に取り組んでまいりました。葬儀件数におきましては、既存店の件数が増加したことに加え、新たに開設した会館の稼働により、前年同期比4.0%増の7,663件となりました。葬儀単価におきましては、祭壇売上、供花売上の単価は低下したものの、葬儀付帯品売上の単価は上昇し、前年同期比0.7%増となりました。この結果、売上高は70億79百万円(同5.8%増)、営業利益は13億74百万円(同3.4%増)となりました。
(b)フランチャイズ事業
当第2四半期連結累計期間におきましては、FC会館が前年同期と比べ3店舗増加したことによりロイヤリティ売上が増加し、またFC会館への物品販売も増加いたしました。経費面ではFC本部の強化を図るべく人材を増員し、この結果、売上高は2億41百万円(同16.1%増)、営業利益は34百万円(同2.8%増)となりました。
②財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は40億85百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億45百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が2億77百万円増加したことによるものであります。固定資産は107億51百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億24百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が3億88百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、148億36百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億69百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は43億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ80百万円増加いたしました。これは主にその他流動負債が2億5百万円減少したものの、短期借入金が1億89百万円、契約負債が49百万円増加したことによるものであります。固定負債は26億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億31百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が2億24百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、69億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億12百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は78億58百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億57百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益5億43百万円及び剰余金の配当2億24百万円があったことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて2億77百万円増加し、33億58百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は8億24百万円(前年同期比4.9%減)となりました。これは主に法人税等の支払額2億37百万円があったものの、税金等調整前四半期純利益8億11百万円であったことや減価償却費3億1百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7億19百万円(同61.7%増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出6億57百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1億74百万円(前年同期は3億8百万円の使用)となりました。これは主に短期借入金の返済による支出6億36百万円あったものの、短期借入による収入8億25百万円があったことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)重要な会計方針及び見積り
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計方針及び見積りの記載について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結会計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
重要な設備の新設
会社名
事業所名
所在地
セグメントの名称
設備の内容
投資予定金額
資金調達方法
着手及び完了
予定年月
完成後の増加能力
総額
(百万円)
既支払額
(百万円)
着手
完了
当社
ティア
四日市羽津
(注)
三重県
四日市市
葬祭事業
葬祭ホール
74
41
借入金
2023年
2月
2023年
4月
葬儀施行
件数の増加
(注)当第2四半期連結会計期間に新設が決まった設備であります。
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