【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当第2四半期連結会計期間より、一時的な影響を除外した恒常的な収益力を測定する観点から、業績指標として採用しているEBITDAの計算式に、株式取得・売却関連費用を加えて計算しております。
(1)経営成績の状況
当社グループは、ミッションである「人に人らしい仕事を。」の実現を目指し、日本、北米、東アジア及び東南アジアを中心に、グローバルに事業を展開しております。
当第2四半期連結累計期間においては、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響がまだ残る中で、ロシア・ウクライナ情勢、米国の景気後退、急速な円高の進行など、非常に先行き不透明な状況が継続しております。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間における当社の経営成績は、以下のような内容となりました。
まず、広告・マーケティング事業(日本)においては、中期経営計画のフォーカス領域である「プレミアム媒体支援」事業が順調に収益貢献し、株式会社フリークアウトの主力プロダクトであるモバイルマーケティングプラットフォーム「Red」及びプレミアム媒体を対象とした広告プラットフォーム「Scarlet」が順調に推移いたしました。一方で、ロシア・ウクライナ情勢を受けて、一部産業領域のクライアントに広告出稿の抑制の動きがあり、当社の業績にも一部影響を与えております。
次に、広告・マーケティング事業(海外)においては、米国の景気後退懸念による広告市場の縮小の動きはありましたが、年末が広告需要期である影響で、米国法人Playwire,LLCがさらに成長し業績を強く牽引したほか、東アジア・東南アジアの各海外子会社につきましても利益貢献いたしました。
また、持分法適用会社では、タクシー内のデジタルサイネージを提供するIRIS社などが大きく成長し、順調に利益貢献いたしました。
最後に、当第2四半期連結累計期間において、急速に円高が進行したため、為替差損を321百万円計上しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高16,165百万円(前年同四半期比11.6%増)、営業利益1,210百万円(前年同四半期比0.9%増)、経常利益1,307百万円(前年同四半期比20.0%減)、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額+持分法による投資利益+株式報酬費用+株式取得・売却関連費用)2,149百万円(前年同四半期比42.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7,905百万円(前年同四半期比749.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(広告・マーケティング事業)
広告・マーケティング事業(日本)では、モバイルマーケティングプラットフォーム「Red」、プレミアム媒体を対象とした広告プラットフォーム「Scarlet」、ネイティブアドプラットフォームなどの提供を行い、広告主の広告効果最大化及び媒体社の収益最大化に取り組みました。
当第2四半期連結累計期間においては、プレミアム媒体支援事業が順調に収益貢献を開始し、それに伴い株式会社フリークアウトの主力プロダクトであるモバイルマーケティングプラットフォーム「Red」及び「Scarlet」についても順調に推移しております。
また、海外子会社の事業は引き続きPlaywire,LLCが強力に業績を牽引したほか、東アジア・東南アジアの各海外子会社の利益貢献などにより、海外事業全体として強く収益を牽引いたしました。
この結果、広告・マーケティング事業の外部顧客への売上高は15,696百万円(前年同四半期比8.7%増)、セグメント利益は1,298百万円(前年同四半期比2.1%減)、EBITDAは1,990百万円(前年同四半期比12.6%増)となりました。
(投資事業)
投資事業では、Global展開のポテンシャルを有する製品/ソリューションを開発するITベンチャー企業を主たる投資対象として、投資リターンによる企業価値の向上を図るための事業を行っております。
当第2四半期連結累計期間においては、投資先からの配当金受領等を実施いたしました。
この結果、投資事業の外部顧客への売上高は429百万円(前年同四半期は売上高なし)、セグメント利益は410百万円(前年同四半期はセグメント損失3百万円)、EBITDAは388百万円(前年同四半期は△18百万円)となりました。
(その他事業)
その他事業では、国内外のグループにおける経営管理機能等の提供をしております。
当第2四半期連結累計期間においては、M&Aによる投資先を中心とする海外拠点の拡大に伴う管理体制の強化、海外子会社からの配当金受領等を実施いたしました。
この結果、その他事業の外部顧客への売上高は39百万円(前年同四半期比9.5%減)、セグメント利益は178百万円(前年同四半期比149.3%増)、EBITDAは446百万円(前年同四半期は△40百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は35,611百万円となり、前連結会計年度末と比べ10,876百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が13,840百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が576百万円、投資有価証券が2,491百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は17,690百万円となり、前連結会計年度末と比べ2,998百万円増加しました。これは主に、未払法人税等が3,419百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は17,920百万円となり、前連結会計年度末と比べ7,878百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が7,905百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より13,840百万円増加し、21,128百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、1,661百万円の資金流入(前年同四半期は780百万円の資金流入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益11,515百万円が発生した一方で、内訳として投資有価証券売却益10,817百万円が計上されたことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、12,469百万円の資金流入(前年同四半期は344百万円の資金流出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出1,075百万円が発生した一方で、投資有価証券の売却による収入13,828百万円が発生したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、78百万円の資金流出(前年同四半期は798百万円の資金流入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入901百万円が発生した一方で、長期借入金の返済による支出456百万円、短期借入金の純増減額△239百万円、社債の償還による支出180百万円などが発生したことによるものであります。
(4)優先的に対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
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