【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。(1) 業績の状況当第1四半期累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に収束の方向性があり、各種経済政策の効果もあって持ち直しの動きが見られました。一方で、緊迫化が進むロシア・ウクライナ情勢や資源価格の上昇、急激な為替相場の変動などがあり、国内外を問わず依然として先行き不透明な状況にあります。このような事業環境のもとで当社は、最新の商品からマニアックな希少品まで幅広く新たな商材を掘り起こし、その市場の創出と定着を図る方針を継続いたしました。店舗の増床や改装を行い、ECサイトでは迅速なWeb掲載推進と掲載数の増加を実践し、店頭販売と通信販売の両面で品揃えの拡大と充実を進めました。また当社は、買い取りの強化告知などを通じて取扱商品に対する世間の関心を高め、掘り起こしました多種多様な商品を店頭及びWeb上で国内外を問わずに紹介し、全世界のコレクターから一般のお客様まで広く、潜在的ニーズを引き出す営業活動を展開しております。販売面におきましては、まんだらけSAHRA(サーラ)を主力としたWeb通信販売が堅調な売上を維持しており、さらに当社独自の電脳マーケット「ありある」の浸透を図りますことで、販路の拡大を進めました。店頭では、回復傾向にあるご来店のお客様に、専門的な商品説明を行い新たな商材の紹介を図りながら、多種多様な品揃えを兼ね備えることでお客様の満足度を高め、売上高の貢献を求めております。その結果、当第1四半期累計期間の売上高は3,087百万円(前年同四半期比25.6%増)、営業利益は456百万円(前年同四半期比229.0%増)、経常利益は451百万円(前年同四半期比244.2%増)、四半期純利益は302百万円(前年同四半期比281.0%増)となりました。
(2) 財政状態の分析当第1四半期会計期間末における資産の残高は、前事業年度末と比較して167百万円増加し16,840百万円となりました。これは、主に棚卸資産の増加によるものであります。当第1四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末と比較して128百万円減少し8,169百万円となりました。これは、主に長期借入金の減少によるものであります。当第1四半期会計期間末における純資産の残高は、利益剰余金の増加295百万円によって8,670百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。