【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結累計期間(以下、当四半期)の期末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当四半期において、主力のデジタルマーケティング事業では一部景気影響を受けつつも増収、人員採用を中心とした人的投資強化等により費用が増加し、前期比で増収減益となりました。メディアプラットフォーム事業では、課金収益を中心としたIPプラットフォーム事業(当四半期よりマンガコンテンツ事業から名称変更)の成長により、赤字幅が縮小いたしました。
これらの結果、収益は6,974百万円(前年同四半期比6.1%増)、営業利益は843百万円(前年同四半期比56.6%減)、Non-GAAP営業利益は896百万円(前年同四半期比55.6%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は583百万円(前年同四半期比54.3%減)となりました。
当社グループは、経営者が意思決定する際に使用する社内指標(以下、Non-GAAP指標)及びIFRSに基づく指標の双方によって、連結経営成績を開示しております。Non-GAAP営業利益は、IFRSに基づく営業利益から、買収行為に関連する損益及び一時的要因を排除した、恒常的な事業の業績を測る利益指標であります。経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当社グループの恒常的な経営成績や将来の見通しを理解する上で有益な情報を提供できると判断しております。なお、買収行為に関連する損益とは、買収に伴う無形資産の償却費、M&Aに伴う費用であり、一時的要因とは、将来見通し作成の観点から一定のルールに基づき除外すべきと当社グループが判断する株式報酬費用、減損損失、固定資産の売却損益等の一過性の利益や損失のことであります。
営業利益からNon-GAAP営業利益への調整は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前年同四半期
(前第1四半期連結累計期間)
当四半期
(当第1四半期連結累計期間)
増減額
増減率
営業利益
1,940
843
△1,097
△56.6%
調整額(買収により生じた無形資産の償却費)
-
10
10
調整額(株式報酬費用)
14
44
30
調整額(その他)
66
△0
△66
Non-GAAP営業利益
2,020
896
△1,124
△55.6%
報告セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①デジタルマーケティング事業
デジタルマーケティングを中心として、オンラインとオフラインの統合提案など企業のDXにおける総合的な支援を行う事業セグメントによって構成されております。
当四半期においては、一部景気影響を受けつつも増収となりました。一方で、人員採用を中心とした人的投資強化等により費用が増加しました。
これらの結果、収益は6,203百万円(前年同四半期比3.4%増)、Non-GAAP営業利益は1,736百万円(前年同四半期比38.5%減)となりました。
②メディアプラットフォーム事業
IPプラットフォーム事業(当四半期よりマンガコンテンツ事業から名称変更)「GANMA!」、採用プラットフォーム事業「ViViViT」、社会貢献プラットフォーム事業「gooddo」、育児プラットフォーム事業「ベビフル」等の事業セグメントから構成されております。
当四半期においては、課金収益を中心としたIPプラットフォーム事業の成長により増収となりました。さらに、自社IPのマネタイズ加速により赤字幅が減少いたしました。
これらの結果、収益は883百万円(前年同四半期比37.1%増)、Non-GAAP営業損失は192百万円(前年同四半期は262百万円のNon-GAAP営業損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当四半期の資産は、前連結会計年度に比べて401百万円減少し、88,330百万円となりました。これは主に、現金及び現金同等物が1,174百万円減少したことによるものであります。
当四半期の負債は、前連結会計年度に比べて940百万円減少し、25,037百万円となりました。これは主に、未払法人所得税が558百万円及びその他の流動負債が932百万円減少したことによるものであります。
当四半期の資本は、前連結会計年度に比べて538百万円増加し、63,293百万円となりました。これは主に、資本剰余金が690百万円増加したこと、四半期利益を568百万円計上したこと及び配当金の支払いが963百万円発生したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当四半期における「現金及び現金同等物」は前連結会計年度に比べて1,174百万円減少し、20,166百万円となりました。当四半期における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における営業活動の結果、64百万円の資金流出(前年同四半期は1,002百万円の資金流入)となりました。これは主に、税引前四半期利益807百万円の計上があった一方で、法人所得税の支払額846百万円の発生があったことによるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における投資活動の結果、1,147百万円の資金流出(前年同四半期は246百万円の資金流入)となりました。これは主に、有価証券の取得による支出211百万円及び持分法で会計処理されている投資の取得による支出933百万円が発生したことによるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における財務活動の結果、74百万円の資金流入(前年同四半期は774百万円の資金流出)となりました。これは主に、配当金の支払額963百万円の発生があった一方で、短期借入れによる収入1,000百万円が発生したことによるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当四半期において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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