【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響や、ロシア・ウクライナ情勢の長期化等により、先行きの見えない困難な状況となっております。また、世界経済も同様に大きな影響を受けており、引き続き不透明な状況が続くことが予想されます。 このような中、当社グループの販売先での需要の回復や、円安の影響等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,378,515千円(前年同期比354,018千円増)となりました。
利益面につきましては、営業利益は243,418千円(前年同期比193,055千円増)、経常利益は234,591千円(前年同期比175,393千円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は177,718千円(前年同期比133,163千円増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は前連結会計年度末に比べ29,203千円増加の5,957,248千円となりました。流動資産は現金及び預金が130,385千円増加し、受取手形が29,768千円、売掛金が78,373千円減少したこと等により3,722,263千円となりました。固定資産は有形固定資産が13,258千円増加したこと等により2,234,984千円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は前連結会計年度末に比べ57,989千円減少の1,851,922千円となりました。流動負債は電子記録債務が16,373千円増加し、1年内償還予定の社債が100,000千円減少したこと等により1,131,960千円となりました。固定負債は繰延税金負債が4,880千円、退職給付に係る負債が12,326千円増加したこと等により719,962千円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は前連結会計年度末に比べ87,193千円増加の4,105,325千円となりました。株主資本合計は利益剰余金が131,262千円増加したことにより3,962,198千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により得られた371,036千円、投資活動により使用した39,959千円、財務活動により使用した185,551千円等により、当第2四半期連結会計期間末で1,968,913千円(前年同期比17,865千円増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は371,036千円(前年同期は38,307千円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益234,591千円、減価償却費82,303千円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は39,959千円(前年同期は66,723千円の獲得)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出28,667千円、投資有価証券の取得による支出10,000千円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は185,551千円(前年同期は94,190千円の獲得)となりました。これは主に社債の償還による支出100,000千円、配当金の支払額46,455千円等によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は94,105千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。