【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期累計期間の業績は、売上高30億24百万円(前年同期比18.0%増)、営業利益は2億51百万円(前年同期比117.0%増)、経常利益は2億63百万円(前年同期比113.6%増)、四半期純利益につきましては、1億63百万円(前年同期比121.5%増)となりました。
新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症となり個人消費が持ち直したこともあり、前期以上に客数回復が顕著となりました。他方、国際情勢の緊迫化、円安の進行による原材料・資源コストの高騰、エネルギーコストの上昇、労働力不足など厳しい経営環境は続いており、中期経営計画に掲げた課題解決に向け従業員一丸となって取り組んでおります。
2023年7月28日に中期経営計画の進捗ならびに今後の具体的な施策について公表いたしました。
コロナ禍においては物販売上の強化に重点をおき、物販専門店の出店や店舗の改装を実施してまいりました。現在はイートイン需要の高まりをうけ、120店舗体制に向けた計画の中、フルサービス店舗をオープンしていきます。10月には茶寮SIKI TSUBAKIYAクイーンズ伊勢丹仙川店、こてがえし千葉そごう店、TSUBAKIYA Jiyugaoka店を順次オープンいたします。
また、立地、ターゲットに応じ、快適な空間提供に向けた店舗づくりを推進し、業務効率化を進めながら、フルサービスの強みを活かすサービスの充実を図ります。
「ゆとりとくつろぎの60分」を提供するためのDX推進・生産性の向上では、入店順番受付機やテーブルでのスマホオーダーシステム、キッチンではご注文内容が一目でわかるキッチンディスプレイなど引き続き導入してまいります。
② 財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて42百万円減少し、46億58百万円となりました。
固定資産は、前事業年度末に比べて4百万円増加し、37億47百万円となりました。
この結果、総資産は前事業年度末に比べて38百万円減少し、84億5百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて1億63百万円減少し、15億66百万円となりました。これは、未払賞与が97百万円減少したことや、未払消費税等が96百万円減少したことなどによります。
固定負債は、前事業年度末に比べて9百万円増加し、7億6百万円となりました。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて1億54百万円減少し、22億72百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前事業年度末に比べて1億16百万円増加し、61億32百万円となりました。これは、四半期純利益の計上1億63百万円があったことにより、利益剰余金が1億15百万円増加したことなどによります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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