【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や長引く円安の影響による多方面での物価上昇懸念はあるものの、5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行したことにより、行動制限が解除され消費活動は活発化し、景気は緩やかに回復へと向かっております。外食産業におきましては、原材料費、光熱費に加え人件費や求人費など経営に必要不可欠なコストが軒並み上昇し、コスト面では厳しい状況が続いておりますが、アフターコロナ以降客数が順調に回復しインバウンド需要も拡大しており、売上面では急速に回復の兆しが見えてきております。当社は、「食を通じて、人と地域社会をつなぐ企業へ」という経営理念のもと、①ロードサイドを中心とした直営店舗による出店、②お客様のニーズにいつでもお応えできる年中無休24時間営業を基本とした営業体制、③「お客様に喜んで貰う」ため味にこだわった店内調理による商品提供を基本方針として店舗運営を行っております。今期は中期経営計画の実現に向け「お客様に喜んで貰う」という全社スローガンを掲げ、ご来店いただくお客様、従業員、取引先など様々なステークホルダーの皆様と共に喜びを分かちあえる関係性を築き上げ、更なる業績の拡大と企業価値の向上に向けた計画の実行を進めております。アフターコロナ以降、1店舗当たりの平均売上が客数増加や価格改定に伴い上昇しておりますが、商品やサービスの質を落とさないために、各店舗の売上に応じた適正な人員配置に合わせた人材確保と従業員トレーニングの継続実施、安定的に商品を提供するための主要食材を中心とした食材の確保と備蓄の強化を実行いたしました。また、来店動機の訴求効果を狙ったTV・ラジオによるCMやSNSを活用した情報発信やクーポン提供などの販促も継続的に行っております。他にも、DXの取り組みとして、お客様のサービス強化や多様化するニーズに対応するため、キャッシュレス券売機の全店導入を計画しており、今期中の全店入れ替えを目指しております。更に、SDGsの取り組みとして、①農業事業での自社栽培ネギを関東エリアの店舗へ納品し、お客様へ安心・安全で質の高い商品を提供、②リサイクル事業として北海道エリアの一部店舗から回収した使用済豚骨の肥料化やペットボトル、段ボールを自社回収しリサイクル化を実施し、食の安全や地球環境に配慮した経営を継続的に行っております。4月には原材料費、人件費、水道光熱費の上昇に対応するため一部商品の価格改定を行いましたが、5月以降も客数が減少することなく対前期比較130%超と好調をキープし、5月には創業以来初の月商20億円を達成、7月には5月に達成した月商を上回り、単月では過去最高の売上となりました。新規店舗展開につきましては、7月に滋賀県長浜市に滋賀県内初出店となる長浜店、札幌市に味噌ラーメン山岡家狸小路4丁目店をオープンし、当第2四半期会計期間の店舗数は180店舗となりました。また、既存店である旭川永山店を改装し6月にリニューアルオープンいたしました。その結果、当第2四半期累計期間の売上高は11,617,829千円(前年同期比45.3%増)、経常利益493,894千円(前年同期は27,812千円の経常利益)となり、四半期純利益は312,891千円(前年同期比238.0%増)と第2四半期累計期間としては、売上高、各利益ともに過去最高になりました。
② 財政状態の分析当第2四半期会計期間末における財政状態は、総資産が9,295,010千円と前事業年度末と比較して832,057千円の増加となりました。資産の増減の主な内訳は、店舗食材105,337千円の増加、売掛金157,648千円の増加、有形固定資産435,740千円の増加であります。負債は、6,552,787千円と前事業年度末と比較して551,703千円の増加となりました。負債の増減の主な内訳は、買掛金169,858千円の増加、長期借入金(1年内を含む)137,826千円の増加であります。純資産は、前事業年度末と比較して280,353千円増加いたしました。この結果、当第2四半期会計期間末における純資産は、2,742,223千円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物は、前事業年度末と比較して81,867千円増加し、2,109,469千円となりました。当第2四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期累計期間において営業活動の結果得られた資金は、658,867千円(前年同期は333,237千円の収入)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が473,939千円、減価償却費が258,549千円、法人税等の支払額が170,207千円となったことなどによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は、691,391千円(前年同期は836,384千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が648,213千円あったことなどによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期累計期間において財務活動により得られた資金は、114,391千円(前年同期は708,995千円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が362,174千円、社債の償還による支出が150,000千円に対して、新規の長期借入れによる収入が500,000千円、新規の社債の発行による収入が196,382千円あったことなどによるものであります。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
