【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響からワクチン接種、移動制限の緩和等により、国内の経済活動は一定の回復傾向にあるものの、国際情勢に関連するエネルギーコストの上昇や円安など企業活動に影響を及ぼしております。
また、新型コロナウイルスについては国内のみならず、中国本土において上海地区等の大々的なロックダウン解除以降もゼロコロナ政策が緩和されず、引き続き人流の大幅な停滞や消費活動の低下、サプライチェーンの毀損など企業活動に影響を及ぼしております。
当社の属する衣料品小売業界は、行動制限が緩和され人流は回復傾向にありますが、引き続き節約志向の高まりから慎重な購買行動が続いております。
このような状況のもとで、当社は、自社オリジナルブランドの国内及び中国現地向けの商品開発や有力ブランドの獲得による商品力強化、育成環境の整備や優秀な人材の採用による営業力強化、MDの見直し及び業務効率化による自社EC強化を進めております。
① 経営成績の状況
(連結経営成績) (単位:千円)
2022年1月期
第3四半期
連結累計期間
(自2021年3月1日
至2021年11月30日)
2023年1月期
第3四半期
連結累計期間
(自2022年2月1日
至2022年10月31日)
増減
増減率
売上高
13,326,532
13,325,202
△1,329
△0.0%
売上総利益
7,096,837
6,724,413
△372,423
△5.2%
販売費及び一般管理費
6,367,616
6,911,290
543,674
8.5%
営業利益又は営業損失(△)
729,220
△186,877
△916,097
-
経常利益
859,561
118,347
△741,213
△86.2%
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失(△)
864,495
△396,501
△1,260,996
-
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
620,186
△608,067
△1,228,253
-
(注)1.2021年5月26日開催の定時株主総会で「定款一部変更の件」が承認され、前連結会計年度より決算期を2月末日から1月末日に変更いたしました。これに伴い、前第3四半期連結累計期間(2021年3月1日~2021年11月30日)と当第3四半期連結累計期間(2022年2月1日~2022年10月31日)の対象期間が異なっております。
2.第1四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」を適用いたしました。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高が266,669千円減少、営業損失が3,034千円減少、経常利益が3,034千円増加、税金等調整前四半期純損失が3,034千円減少しております。
(売上高)
国内においては、新型コロナウイルス感染拡大による影響からワクチン接種、移動制限の緩和等により一定の回復傾向にありますが、海外においては、中国本土で6月以降上海地区の大々的なロックダウンが解除されたものの、引き続きゼロコロナ政策による外出規制、大幅な人流の停滞や購買活動の低下、サプライチェーンの毀損、商業施設の不定期的な臨時休業及び営業時間の短縮を余儀なくされるなどが大きく影響し、大変厳しい環境であります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は13,325,202千円(前年同期比△0.0%)となりました。
(売上総利益)
売上総利益率は50.5%(前年同期比2.8ポイント減)となりましたが、収益認識基準適用の影響を除外すると51.7%(前年同期比1.6ポイント減)となりました。日本の自社オリジナル企画商品の伸び悩み及び中国本土の春夏物の値引き販売によるものであります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上総利益は6,724,413千円(前年同期比5.2%減)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当第3四半期連結累計期間の国内においては新型コロナウイルス感染症の影響による実店舗の臨時休業が発生しなかったことに伴い、人件費等の特別損失計上及び地代家賃の減免措置がなかったこと、新規出店に伴う人件費、地代家賃、減価償却費、業務委託費及び支払手数料等の増加、中国事業については店舗賃料の減免交渉等による経費削減に尽力したものの、売上高販管費率は51.9%(前年同期比4.1ポイント増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は6,911,290千円(前年同期比8.5%増)、営業損失は186,877千円(前年同期は営業利益729,220千円)となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外収益は前第3四半期連結累計期間に比較して213,142千円増加し、350,624千円となりました。主な要因は為替差益の増加によるものです。
営業外費用は前第3四半期連結累計期間に比較して38,258千円増加し、45,399千円となりました。主な要因は支払利息の増加によるものです。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における経常利益は118,347千円(前年同期比86.2%減)となりました。
(特別損益、税金等調整前四半期純利益、親会社株主に帰属する四半期純利益)
特別利益は、前第3四半期連結累計期間に比較して128,579千円減少となり、当第3四半期連結累計期間での計上はございません。
特別損失は、前第3四半期連結累計期間に比較して391,202千円増加し、514,849千円となりました。主な要因は減損損失と店舗解約損失の増加によるものです。
以上の結果、税金等調整前四半期純損失は396,501千円(前年同期は税金等調整前四半期純利益864,495千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は608,067千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益620,186千円)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比較して1,107千円減少し、11,546,815千円となりました。これは主として、商品が1,333,898千円、売掛金が191,220千円増加した一方で、現金及び預金が1,481,307千円、差入保証金が59,654千円減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比較して700,238千円増加し、6,343,568千円となりました。これは主として、買掛金が1,156,235千円、短期借入金が800,000千円、短期リース債務が39,652千円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が528,611千円、未払法人税等が262,273千円、長期リース債務が115,442千円、長期借入金が428,203千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比較して701,345千円減少し、5,203,246千円となりました。これは主として、利益剰余金610,055千円減少したことによるものです。
(補足情報)
Ⅰ.業態別売上高 (単位:千円)
2023年1月期
第3四半期
連結累計期間
(自2022年2月1日
至2022年10月31日)
(参考)
前年同期比
(増減率)
STUDIOUS
6,189,054
△3.9%
UNITED TOKYO
4,078,231
△4.7%
PUBLIC TOKYO
2,429,426
10.6%
A+ TOKYO
450,392
352.3%
THE TOKYO
431,164
312.8%
TOKYO DEPARTMENT STORE
24,305
△87.6%
その他
△277,371
-
全社合計
13,325,202
△0.0%
(注)1.2021年5月26日開催の定時株主総会で「定款一部変更の件」が承認され、前連結会計年度より決算期を
2月末日から1月末日に変更いたしました。これに伴い、前第3四半期連結累計期間(2021年3月1日~2021年11月30日)と当第3四半期連結累計期間(2022年2月1日~2022年10月31日)の対象期間が異なっております。
2.第1四半期連結累計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」を適用いたしました。「その他」は売上高に与える収益認識基準適用の影響額等となっております。
Ⅱ.業態別売上高既存店前年同期比
2023年1月期
第3四半期
連結累計期間
(自2022年2月1日
至2022年10月31日)
STUDIOUS
99.0%
UNITED TOKYO
100.9%
PUBLIC TOKYO
110.6%
全社合計
101.7%
(注)業態別売上高既存店前年同期については、収益認識基準の変更の影響を除外しております。
Ⅲ.出退店及び店舗数
業態
2022年1月期
連結会計
年度末
2023年1月期
第3四半期
連結累計期間
2023年1月期
第3四半期
連結会計
期間末
出店
退店
増減
(改装)
STUDIOUS
42
4
3
1
3
43
UNITED TOKYO
24
3
3
-
2
24
PUBLIC TOKYO
16
3
2
1
-
17
A+ TOKYO
5
1
-
1
-
6
THE TOKYO
2
3
-
3
-
5
TOKYO DEPARTMENT STORE
1
-
-
-
-
1
全社合計
90
14
8
6
5
96
2023年1月期第3四半期連結累計期間における店舗展開については以下のとおりです。
■STUDIOUS業態
「STUDIOUS 原宿店」を改装
「STUDIOUS 南堀江店」を改装
「STUDIOUS MENS 池袋店」を移設改装
「STUDIOUS 上海店」を出店
「STUDIOUS 深セン HOUHAI HARBOUR店」を出店
「STUDIOUS TOKYO 南京万象天地店」を出店
「STUDIOUS 香港K11店」を出店
「STUDIOUS 得物店」を退店
「STUDIOUS TOKYO 上海店」を退店
「STUDIOUS TOKYO 香港店」を退店
■UNITED TOKYO業態
「UNITED TOKYO 名古屋店」を移設改装
「UNITED TOKYO 横浜店」を移設改装
「UNITED TOKYO 北京朝陽大悦城店」を出店
「UNITED TOKYO 成都店」を出店
「UNITED TOKYO コレド日本橋店」を出店
「UNITED TOKYO 福岡店」を退店
「UNITED TOKYO T-MALL店」を退店
「UNITED TOKYO 北京ラッフルズ店」を退店
■PUBLIC TOKYO業態
「PUBLIC TOKYO 丸の内店」を出店
「PUBLIC TOKYO 北京ラッフルズ店」を出店
「PUBLIC TOKYO 成都店」を出店
「PUBLIC TOKYO T-MALL店」を退店
「PUBLIC TOKYO 北京ラッフルズ店」を退店
■A+ TOKYO業態
「A+ TOKYO 池袋店」を出店
■THE TOKYO業態
「THE TOKYO 表参道店」を出店
「H THE TOKYO 阪急メンズ大阪店」を出店
EC展開の「THE TOKYO 自社オンラインストア」を出店
この結果、2023年1月期第3四半期連結累計期間末における店舗数は、STUDIOUS業態が43店舗(内、E
Cが3店舗)、UNITED TOKYO業態が24店舗(内、ECが2店舗)、PUBLIC TOKYO業態が
17店舗(内、ECが2店舗)、A+ TOKYO業態が6店舗(内、ECが2店舗)、THE TOKYO業態が
5店舗(内、ECが1店舗)、TOKYO DEPARTMENT STORE業態が1店舗(ECのみ)の合計96店舗となりました。
なお、実店舗は全85店舗となり、国内58店舗、海外27店舗となりました。
(注)連結対象である東百国際貿易(上海)有限公司の第3四半期決算期末は9月であり、当社の第3四半期決算期
末10月とは1ヶ月間異なりますが、それぞれの第3四半期決算期末に合わせて出退店及び店舗数を記載しておりま
す。なお、東百国際貿易(上海)有限公司の2022年10月の出退店はありません。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発費
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、主として業容の拡大に伴う定期、期中採用及び退職に伴う増減の結果、264人となりました。
なお、従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数を含んでおりません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
新型コロナウイルス感染症の影響について、国内においては一定の回復傾向にあるものの、中国本土においては上海地区等の大々的なロックダウン解除以降も顧客販売の強化や中国現地向け商品開発の強化及び店舗賃料の減免交渉等による経費削減に尽力してまいりました。
一方で、現在においてもゼロコロナ政策が緩和されず、先行きが不透明な状況から今後の当社グループに与える影響を勘案し、2022年3月17日に公表した通期連結業績予想を2022年11月16日付にて、売上高18,900百万円(前回予想比10.0%減)、営業損失100百万円(前回予想は営業利益1,200百万円)、経常利益180百万円(前回予想比85.0%減)、親会社株主に帰属する当期純損失700百万円(前回予想は親会社株主に帰属する当期純利益840百万円)に修正しております。
#C3415JP #TOKYOBASE #小売業セクター
