【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2022年3月21日のまん延防止等重点措置解除以降、徐々に回復の兆しが見えてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症第7波による感染者数の増加による景気の悪化に加え、想定以上の円安の進行、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による地政学上のリスクなどの影響による原材料費・水道光熱費の価格高騰が顕著となり、厳しい経営環境が続いております。このような環境の中、当社グループでは、感染対策を講じながらの店舗営業の実施に加え、様々なお客様のニーズに対応すべく、テイクアウトやデリバリーサービス、ECサイトでの通信販売への対応の継続、さらに各種メディアに露出することによる認知度向上や、IP(知的財産)を活用したコラボレーション企画も実施いたしました。なお、当第3四半期連結累計期間に新規直営店11店舗及び新規フランチャイズ店5店舗を出店致しました。上記の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高4,248,945千円、営業損失122,309千円、経常損失122,371千円、親会社株主に帰属する四半期純損失182,450千円となりました。
なお、当社グループは「飲食事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2) 財政状態の状況当第3四半期連結会計期間末における総資産は、3,896,971千円となりました。これは、流動資産が1,685,531千円となったこと及び固定資産が2,211,439千円となったことによるものであります。流動資産の主な内訳は、現金及び預金が1,086,897千円、その他が414,977千円であります。固定資産の主な内訳は、有形固定資産が1,492,967千円、差入保証金が491,534千円であります。負債については流動負債が1,040,122千円となったこと及び固定負債が1,105,696千円となったことにより、2,145,819千円となりました。流動負債の主な内訳は、買掛金が215,129千円、1年内返済予定の長期借入金が327,002千円であります。固定負債の主な内訳は、長期借入金が890,035千円、資産除去債務が129,435千円であります。純資産については、配当金の支払10,791千円及び親会社株主に帰属する四半期純損失182,450千円を計上したこと等により、1,751,151千円となりました。
なお当社グループは第1四半期連結会計期間より連結決算に移行いたしました。そのため、前連結会計年度に四半期連結財務諸表及び連結財務諸表を作成していないことから、(1) 経営成績の状況、(2) 財政状態の状況において対前年四半期及び前期末との比較を省略しております。
(3) 研究開発活動該当事項はありません。
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