【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年5月1日~2023年7月31日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の法的位置づけが5類へと移行されたことで、経済活動の本格的な再開が加速したことに加えて、水際対策の緩和によるインバウンド需要の回復も消費の回復を後押しする結果となりました。その一方で、円安、資源高の影響による物価上昇もあり、景気は依然として先行きの不透明な状況が継続しました。
このような中、当社グループでは、主力事業のイベント領域はいまだ本格回復には至っていないものの、リアルイベントへの回帰により、売上・利益ともに堅調に推移しました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高3,135百万円(前年同期比30.1%減)、売上総利益696百万円(同37.6%減)、営業利益134百万円(同76.4%減)、経常利益147百万円(同74.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益84百万円(同77.2%減)となりました。
なお、当社グループはプロモーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
②財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は8,952百万円となり、前連結会計年度末に比べ305百万円減少いたしました。これは主に、未成業務支出金が483百万円増加した一方で、現金及び預金が552百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が215百万円減少したことによるものであります。固定資産は1,806百万円となり、前連結会計年度末に比べ49百万円減少いたしました。これは主に、投資その他の資産が44百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、10,758百万円となり、前連結会計年度末に比べ355百万円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は2,559百万円となり、前連結会計年度末に比べ190百万円減少いたしました。これは主に、未払法人税等が305百万円減少したことによるものであります。固定負債は368百万円となり、前連結会計年度末から大きな増減はありませんでした。
この結果、負債合計は、2,928百万円となり、前連結会計年度末に比べ190百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は7,830百万円となり、前連結会計年度末に比べ164百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益84百万円を計上した一方で、剰余金の配当258百万円により、利益剰余金が173百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は72.5%(前連結会計年度末は71.7%)となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
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