【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の分析当第2四半期連結累計期間(2023年2月~2023年7月)におけるわが国経済は、総じて緩やかな回復基調にあり、雇用環境の改善や各種政策の効果から、今後も回復傾向が続くことが期待されます。一方、長期化する地政学リスクの高まりによるエネルギー資源の高騰、円安の進行に伴う物価上昇が個人消費に与える影響の懸念等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。当社グループは、お客様のライフスタイル作りのサポートとして「より良い商品」「より良い価格」「より良いサービス」をモットーに、新しい価値観の提案・提供を通して社会の発展に貢献することを経営の基本方針に、既成概念にとらわれることなくチャレンジを続け、インターネット通販事業を中心に事業活動を行っております。事業のセグメント別の業績は、次のとおりであります。
①インターネット通販事業当第2四半期連結累計期間(2023年2月~2023年7月)における国内の家電小売業界におきましては、デジタルカメラ関連が好調だったこと以外はエアコン等の季節家電、冷蔵庫や洗濯機等の生活家電が前年に比べて低調に推移し、又テレビ、パソコン等も同様に低調であったこと等により、総じて伸び悩む展開となりました。このような状況の中、当社が出店する「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」等の外部サイトの売上高は、ポイント等の効果的な販促施策の展開により、HDD、デジタルカメラ、カメラ用レンズ、ディスプレイを中心に好調に推移いたしました。また、プリンター、時計等についてもほぼ前年同四半期並みに堅調に推移しており、今後も売れ筋商品の在庫施策等により更なる売上高確保に努めてまいります。WEB接客ツールのチャット機能を導入している「ecカレント」オリジナルサイト、「楽天市場」及び「Yahoo!ショッピング」の外部サイトにおける大型家電の配送設置サービスは、きめ細やかな接客を通してそれぞれのユーザーに合った提案を行うよう努めております。2023年5月、ドコモの総合通販サイト「dショッピング」に「ecカレント」を本格的に新規出店しました。同年2月よりANAグループが運営する「ANA Mall」に本格展開している「ecカレント ANA Mall店」同様に、同店舗が取り扱う商品は家電を中心に約10万アイテムで、両店舗とも売上高は堅調に推移しており、更なる外部サイトの販路拡大へ繋げてまいります。当社が運営する家電レンタルサイト「レントコ」では2023年6月に、脱毛器、ボディメイク、乾燥機の10%オフ、又月額定額レンタルサービスにおいて、スポットクーラーの初月無料及び早割10%オフのキャンペーンを実施し、ブランディングの更なる強化を図りました。各カテゴリにおける前年同四半期比では家電25.4%減、パソコン19.6%減、周辺機器・デジタルカメラ8.5%増となりました。売上高に関しましては、食料等生活必需品の価格高騰による消費者の節約志向の影響もあり、前年同四半期を下回りました。また利益面については、消費者の節約志向に伴う競合他社との価格競争による粗利益の低下により前年同四半期比で減益となりました。その結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高は12,750百万円(前年同四半期比14.8%減)、営業利益217百万円(前年同四半期比45.5%減)となりました。
インターネット通販事業の売上・受注件数等の推移
売上高(百万円)
営業損益(百万円)
受注件数(千件)
棚卸資産回転率(回転/年換算)
当第2四半期連結累計期間
12,750
217
566
10.1
前第2四半期連結累計期間
14,965
399
701
11.7
※セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。
(百万円)
家電
パソコン
周辺/デジカメ
その他
合計
当第2四半期連結累計期間
6,500
1,455
4,153
640
12,750
前第2四半期連結累計期間
8,719
1,811
3,829
605
14,965
※当該数値は、独立監査人による四半期レビューを受けておりません。
②ビューティー&ヘルスケア事業株式会社エックスワンにおいて展開される、ビューティー&ヘルスケア事業においては、新商品として、2023年5月にヒト幹細胞培養液配合の頭皮・毛髪に悩みのある女性に向けたヘア&スカルプケアアイテム「エックスリュークス モイスチャー ヘア&スカルプオイル」及び機能性関与成分 納豆菌由来「ナットウキナーゼ」を配合した機能性表示食品「グランセブロ N」を発売し、おかげさまで売上高は堅調に推移いたしました。会員ビジネスにおいては、WEB会議アプリケーションによる動画(ライブ含む)配信を活用したオンラインセミナーに加えコロナ禍の状況をみながら、5月と7月に東京、大阪、福岡、新潟で対面でのセミナーを開催し、会員とのきめ細やかなコミュニケーションを行っており、売上高は堅調に推移いたしました。エックスワンの直営店舗「エックスリュークス横浜」では、4月のオープン1周年記念キャンペーンに続いて5月には同店舗内から記念インスタライブを開催しました。また、7月には夏の大感謝祭を開催し、エックスリュークスシリーズ50%オフや16,500円(税込)以上購入頂いた方へのシャイニークリアポーチのプレゼント等各種販促施策により、エックスワン商品を実際に手にとって実感してもらえるようブランディングの強化を図りました。また、2023年5月に開業したウェルエイジングクリニック南青山と提携を行い、株式会社エックスワンがこれまで培ってきたエイジングケアに関するノウハウを活用し、インスタライブ等のイベントのサポート、オンライン診療に係るコンサルティング等のメディカルサービス事業を新たに展開してまいります。売上高に関しましては、会員向けビジネスは概ね計画通り推移する一方で、卸販売においては、新型コロナウイルス感染症の影響が続いているものの、全体として前年同四半期を上回る結果となりました。利益面に関しましては、コスト削減の効果もあり赤字幅は縮小いたしました。その結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高は382百万円(前年同四半期比1.3%増)、営業損失21百万円(前年同四半期は90百万円の営業損失)となりました。
ビューティー&ヘルスケア事業の売上推移(百万円)
パーソナルケア
ヘルスケア
その他
合計
当第2四半期連結累計期間
188
106
87
382
前第2四半期連結累計期間
195
111
71
377
※セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。※当該数値は、独立監査人による四半期レビューを受けておりません。
③その他事業(「各種販売支援事業」、「3PL事業」、「不動産事業」)「各種販売支援事業」においては、ラオックス・トレーディング株式会社の国内免税店舗等において訪日観光客向け販売や株式会社エックスワン商品の会員向け販売のシステム・物流支援等を行っております。「3PL事業」においては、当社が運営する「ecカレント」をはじめインターネット通販サイト運営で培ってきたノウハウを基に、販売から物流までワンストップで管理する質の高いシステムをインターネット通販事業者の皆さまに対して提供してきた実績を活かし、物流倉庫・受注管理・出荷の包括的な物流支援サービスである本事業の更なる強化を図っております。パソコンや家電以外に自転車、エンターテインメントグッズ等のアイテムやスポット対応等柔軟な対応によりビジネスは堅調に推移しております。また、継続的に新聞やインターネット(主に検索連動型)での同事業の広告展開及び取材対応に伴うメディアへの露出に努めております。「不動産事業」においては、国内案件のみならず、訪日外国人も対象にした、不動産の売買・賃貸等に関する仲介事業を開始しております。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は234百万円(前年同四半期比9.0%減)、営業利益48百万円(前年同四半期比94.1%増)となりました。
2023年6月に、WealthPark株式会社と業務提携契約を締結しました。それに伴い、当社がこれまでインターネット通販サイト及び家電レンタルサイト運営で培った販売から物流までワンストップで管理する質の高いシステムのノウハウや国内外のネットワークを駆使し、WealthPark RealEstate Technologies株式会社と不動産関連情報等の相互シェア、又WealthPark社の不動産管理会社向けソフトウェア『WealthPark ビジネス』を活用することにより、当社は賃貸借取引における入居申込から不動産オーナーの承諾まで一気通貫での電子化が可能となり、今後、スピーディーな賃貸借契約の締結と大幅な業務効率化を実現していきます。このようなソフト及びアプリの提供を通じ、入居者のニーズに沿って入居前にあらかじめ家電商品の購入や家電レンタル品の設置を行う家電商品を含めた不動産仲介トータルソリューションサービスを行うべく、当社はこれからウェブを活用した不動産事業をグローバルに展開していきます。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高13,325百万円(前年同四半期比14.4%減)、営業利益52百万円(前年同四半期比66.1%減)、経常利益47百万円(前年同四半期比66.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22百万円(前年同四半期比79.1%減)となりました。
(2) 財政状態の分析資産、負債及び純資産の状況
(資産の部)当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ190百万円増加し、6,550百万円となりました。これは主に、現金及び預金389百万円減少、売掛金64百万円増加、商品287百万円増加、前渡金の増加等による流動資産「その他」80百万円増加、長期貸付金の増加等による投資その他の資産「その他」114百万円増加によるものであります。
(負債の部)当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ208百万円増加し、3,570百万円となりました。これは主に、買掛金429百万円増加、未払金178百万円減少、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)35百万円減少によるものであります。
(純資産の部)当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ18百万円減少し、2,980百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益22百万円の計上、自己株式42百万円減少、配当金の支払81百万円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ389百万円減少し、744百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は、67百万円(前年同四半期は297百万円使用)となりました。収入の主な内訳は、非資金項目である減価償却費79百万円、仕入債務の増加額429百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額64百万円、棚卸資産の増加額282百万円、未払金の減少額等による「その他」の減少額245百万円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、201百万円(前年同四半期は91百万円使用)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出62百万円、無形固定資産の取得による支出60百万円、貸付けによる支出88百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、119百万円(前年同四半期は392百万円使用)となりました。支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出35百万円、配当金の支払額81百万円によるものであります。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績当第2四半期連結累計期間において、インターネット通販事業の商品仕入実績及び販売実績、ビューティー&ヘルスケア事業及びその他事業の商品仕入実績が著しく変動いたしました。
① 商品仕入実績
セグメントの名称
仕入高(千円)
前年同四半期比(%)
インターネット通販事業
11,116,921
△12.7
ビューティー&ヘルスケア事業
91,633
△27.5
その他事業
77,574
△32.3
(注) 1.セグメント間の取引は、相殺消去しておりません。2.インターネット通販事業における商品カテゴリー別仕入は、次のとおりであります。
商品カテゴリー
仕入高(千円)
前年同四半期比(%)
家電
5,699,493
△23.6
パソコン
1,342,831
△16.6
周辺機器/デジタルカメラ
3,618,879
+11.6
ソフト
135,297
+7.6
その他
320,418
+7.3
合 計
11,116,921
△12.7
(注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。
② 販売実績
セグメントの名称
売上高(千円)
前年同四半期比(%)
インターネット通販事業
12,750,019
△14.8
(注) 1.セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。2.インターネット通販事業における商品カテゴリー別売上は、次のとおりであります。
商品カテゴリー
売上高(千円)
前年同四半期比(%)
家電
6,500,528
△25.4
パソコン
1,455,528
△19.6
周辺機器/デジタルカメラ
4,153,775
+8.5
ソフト
164,047
+7.9
その他
476,140
+4.9
合 計
12,750,019
△14.8
(注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。
