【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況 当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症にかかる行動制限が緩和されたことにより、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復傾向が見られました。一方で資源・エネルギー価格の高騰や不安定な為替動向、ロシア・ウクライナ情勢の長期化などもあり、先行きは極めて不透明な状況が続いております。 当社が属するジュエリー業界におきましては、消費活動の回復の兆しが見られたものの、物価上昇における消費者マインドの冷え込みなど、市場環境は依然厳しい状況が続いております。 この様な状況の下、当社としましては、経営目的である「ジュエリー創りを通じてより良き世界を創る」を実現できるよう製造原価上昇分の販売価格への転嫁、製造諸経費の削減など、業績拡大・利益改善の為の各種施策に取り組んでまいりました。ジュエリーパーツ製品についてはピアスパーツなどの特許商品を中心に全てのファッションジュエリーの標準パーツになることに努め、ジュエリー製品については当社独自技術加工の鍛造技術に特化したブライダル商品の開発に努めてまいりました。 以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は全体で866百万円と前年同期比36百万円(前年同期比4.3%増)の増収となりました。 利益面においては、営業利益は15百万円(前年同期比25.1%増)、経常利益は15百万円(前年同期比34.0%減)、四半期純利益は11百万円(前年同期比35.0%減)と減益になりました。
(2) 財政状態の分析当第1四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末と比べ37百万円増の2,645百万円となりました。主な変動は、現預金の減少39百万円、受取手形及び売掛金の増加86百万円等によるものです。当第1四半期会計期間末の負債は、前事業年度末と比べ40百万円増の1,349百万円となりました。主な変動は、支払手形及び買掛金の増加53百万円、長期借入金の減少20百万円等によるものです。当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末と比べ3百万円減の1,296百万円となりました。主な変動は、四半期純利益11百万円の計上による増加及び配当金の支払14百万円による減少等があったことによるものです。
(3) 経営方針・経営戦略等当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
(6) 従業員数当第1四半期累計期間において、当社の従業員数は前事業年度末の73名から4名増加し、77名となりました。増加要因としては、社内体制強化及び技術継承のためであります。なお、当社は、ジュエリー事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
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