【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績に関する説明当社グループは、セグメント情報における報告セグメントについては、「モバイルオンラインゲーム事業」及び「メタバース事業」の2セグメントとしておりましたが、当社の事業内容をより適切に表現すべく、「メタバース事業」について、報告セグメントの名称を「ブロックチェーン等事業」に変更することを決定いたしました。2024年4月期より、「モバイルオンラインゲーム事業」と「ブロックチェーン等事業」の2セグメントにて事業を推進してまいります。なお、当該変更は報告セグメントの名称変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。当第1四半期連結累計期間の売上高は2,689,510千円(前年同期比37.2%減)、営業損失は642,938千円(前年同期は163,118千円の営業利益)、経常損失は612,157千円(前年同期は618,421千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は765,370千円(前年同期は570,153千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。当第1四半期連結累計期間のセグメントごとの状況は次のとおりであります。
(モバイルオンラインゲーム事業)売上高に関しては、配信中のタイトルについて配信期間の経過により売上が減少したことに加え、新規タイトル「アスタータタリクス」の配信を行わなかったことから、前年同期比で減収となりました。営業利益に関しては、配信中のタイトルが減収となったことに加え、新規タイトル「アスタータタリクス」の配信に向けた事前プロモーションの実施等により、広告宣伝費が増加したこと等に伴い、前年同期比で減益となりました。この結果、売上高は2,553,636千円(前年同期比38.5%減)、営業損失は358,869千円(前年同期は157,367千円の営業利益)となりました。
(ブロックチェーン等事業)ブロックチェーン等事業に関しては、当該事業を取り巻く法令及び行政の対応等を踏まえつつ事業展開を行っており、ブロックチェーンゲームの配信を中心としたエンターテイメント領域に加え、アセットマネジメント、投資、プラットフォームビジネスを中心とした金融領域の2軸にて事業を推進することで、早期の収益化を目指しております。当第1四半期連結累計期間においては、アセットマネジメント領域にて、ノードポートフォリオの拡充により売上高が増加したことを主因として、前年同期比で増収となりました。営業利益に関しては、将来の収益基盤の構築を図るべくブロックチェーンゲーム開発への投資を強化したこと等により、前年同期比で減益となりました。この結果、売上高は135,873千円(前年同期比8.3%増)、営業損失は284,069千円(前年同期は5,751千円の営業利益)となりました。
(2) 財政状態に関する説明当第1四半期連結会計期間末の資産合計は27,014,354千円となり、前連結会計年度末比463,873千円増加いたしました。これは主に、ソフトウエア仮勘定及び投資有価証券の増加によるものであります。負債合計は8,627,017千円となり、前連結会計年度末比740,680千円増加いたしました。これは主に、短期借入金の増加によるものであります。純資産合計は18,387,336千円となり、前連結会計年度末比276,806千円減少いたしました。なお、自己資本比率は66.4%となりました。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動該当事項はありません。
(7) 従業員数当第1四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数に著しい増減はありません。
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