【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの引き下げに伴い、各種行動制限は解除され、景気の緩やかな回復が期待されるものの、急激な物価上昇や円安、世界的な金融引き締めなどの要因もあり、依然として先行きは不透明な状況です。
当社グループが属する分譲マンション業界におきましては、金融緩和政策の継続等に後押しされ、販売は順調に推移しているものの、物価が上昇し、土地や建築コストは依然として高止まりの傾向にあり、マンション販売価格の値上がりも懸念されることから、顧客の購入可能額とミスマッチが懸念されます。
このような事業環境のもと、当社グループは、ファミリーマンション及び資産運用型マンションの販売を継続して行うとともに、新規物件の開発に取り組みました。
この結果、売上高 7,127,727千円(前年同期比192.3%増)、営業利益 1,434,620千円(前年同期比1647.6%増)、経常利益 1,557,976千円(前年同期比646.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益 1,065,386千円(前年同期比689.3%増)となりました。
なお、前年同期比の変動は、2022年3月7日公表の「販売用不動産の売却に関するお知らせ」に記載のとおり、当第2四半期連結累計期間に販売用不動産を売却したことによるものであります。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
① ファミリーマンション販売事業
当第2四半期連結累計期間において完成する物件がなかったため、前期繰越在庫の引渡しを進め、福岡県福岡市の1棟(グランフォーレ大橋駅前レジデンス)の引渡しを完了し、中古物件を含む27戸(前年同期は31戸)を引渡しました。また、鹿児島県鹿児島市で1棟(グランフォーレ高見馬場)、山口県下関市で1棟(グランフォーレ長府侍町)の販売を開始したほか、福岡県福岡市で1棟(グランフォーレ箱崎九大前駅レジデンス)の販売を継続し、順調に契約高を積み上げました。この結果、売上高 1,103,338千円(前年同期比47.5%増)、セグメント損失 38,422千円(前年同期はセグメント損失 66,228千円)となりました。
なお、前年同期に比べ売上高が増加したものの、セグメント損失が発生した要因は、鹿児島県及び山口県にて新たにマンションの販売を開始したため、売上を伴わない販売広告費等が発生したことによるものであります。
② 資産運用型マンション販売事業
福岡県福岡市の1棟(グランフォーレ博多マークプレイス)の引渡しを開始したことに加え、福岡県福岡市の1棟(グランフォーレ博多ウォーターフロント)の引渡しを完了し、前期繰越在庫を含む350戸(前年同期は80戸)を引渡しました。この結果、売上高 5,666,571千円(前年同期比321.3%増)、セグメント利益 1,598,383千円(前年同期比671.8%増)となりました。なお、前年同期比の変動は、2022年3月7日公表の「販売用不動産の売却に関するお知らせ」に記載のとおり、当第2四半期連結累計期間において販売用不動産(グランフォーレ博多ウォーターフロント)247戸を売却したことによるものであります。
③ 不動産賃貸管理事業
資産運用型マンション新規物件が完成したものの、物件の売却等に伴う管理会社の変更により、管理戸数は 3,735戸(前年同期は 3,707戸)と微増にとどまり、売上高 180,423千円(前年同期比8.1%増)、セグメント利益 45,752千円(前年同期比14.2%減)となりました。
④ ビルメンテナンス事業
マンション管理業、保守・点検業等を継続して行い、売上高 153,362千円(前年同期比16.4%増)、セグメント利益 22,144千円(前年同期比62.7%増)となりました。
⑤ その他の事業
不動産売買の仲介業を行い、売上高 24,031千円(前年同期比48.9%減)、セグメント利益 6,808千円(前年同期比82.3%減)となりました。
財政状態の状況は次のとおりであります。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ 1,140,588千円減少し、14,335,587千円となりました。これは主として、完成物件の引渡しに伴い、現金及び預金が 884,444千円増加したものの、販売用不動産が 1,735,890千円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ 1,840,028千円減少し、4,243,215千円となりました。これは主として、完成物件の引渡しに伴い、短期借入金が 1,607,000千円減少したことに加え、電子記録債務が期日が到来したことにより 398,860千円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ 699,440千円増加し、10,092,371千円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益及び剰余金の配当によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末残高より 1,384,144千円増加し 5,423,083千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は 2,731,484千円(前年同期は 634,294千円の使用)となりました。これは主として、仕入債務の減少額が 324,859千円となったものの、棚卸資産の減少額が 1,830,384千円となったことに加え、税金等調整前四半期純利益 1,557,976千円となったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は 494,973千円(前年同期は 7,646千円の使用)となりました。これは主として、定期預金の払戻による収入 504,200千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は 1,842,312千円(前年同期は 1,149,954千円の使用)となりました。これは主として、プロジェクト開発の進捗に伴い、短期借入金の減少額 1,607,000千円に加え、配当金の支払額が 364,980千円となったことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
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