【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況①経営成績の状況当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や、ウクライナ問題の長期化や原油価格の高騰、米国金融政策に伴う金融市場の変動等、依然として先行き不透明な状況が継続しております。当社を取り巻く事業環境としましては、テレワークが浸透し、就労の多様化が徐々に進展する一方で、企業における人手不足はますます深刻な状況となっております。このような状況の下、当社は、中小企業を中心に営業リソース不足が深刻化している環境を、アウトソーシング拡大のビジネスチャンスとして捉え、主力サービスのセールス・プラットフォームサービスを中心とし、積極的にワーク・イノベーション事業の展開を推進してまいりました。その結果、在宅ワークが定着化した環境下におけるオンラインセールスの手法を必要とする多くの中小、中堅企業からご発注を頂くことになりました。以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,070,868千円(前年同四半期65.2%増)、営業利益は750,925千円(同83.4%増)、経常利益は752,256千円(同77.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は460,767千円(同58.7%増)となりました。
なお、当社グループは、ワーク・イノベーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
②財政状態の状況(資産)当第1四半期連結会計期間末における資産合計は6,872,327千円となり、前連結会計年度末に比べ352,692千円増加となりました。 当第1四半期連結会計期間末における流動資産合計は、4,953,756千円となり、前連結会計年度末に比べ379,827千円の増加となりました。これは主に、これは主に営業活動による収入等により現金及び預金が262,862千円、売上高の増加により売掛金が90,718千円増加したことによるものであります。 当第1四半期連結会計期間末における固定資産合計は、1,918,571千円となり、前連結会計年度末に比べ27,134千円の減少となりました。これは主に、投資有価証券が19,967千円増加したものの、償却によりのれんが20,841千円減少し、将来減算一時差異の減少により繰延税金資産が13,193千円減少したことによるものであります。
(負債)当第1四半期連結会計期間末における負債合計は2,397,045千円となり、前連結会計年度末に比べ107,023千円減少となりました。当第1四半期連結会計期間末における流動負債合計は、2,380,905千円となり、前連結会計年度末に比べ106,648千円の減少となりました。これは主に、未払法人税等が212,493千円増加したものの、買掛金が36,293千円、未払金が136,584千円、契約負債が87,817千円減少したことによるものであります。当第1四半期連結会計期間末における固定負債合計は、16,139千円となり、前連結会計年度末に比べ375千円の減少となりました。
(純資産)当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、4,475,282千円となり、前連結会計年度末に比べ459,715千円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により460,767千円増加したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動当社グループは、顧客価値向上のために、既存サービスの機能拡充に取り組むほか、新サービスの開発にも取り組んだ結果、当第1四半期連結累計期間の研究開発費は10,522千円となりました。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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