【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況当第1四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年3月31日)における世界経済は、エネルギー価格の高止まりや各国における金融引き締め等に伴う減速、米国における金融機関の破綻をきっかけとする金融システム不安の高まり等、先行きは非常に不透明な状況となっております。インターネットを取り巻く環境は、Eコマース市場や各種インターネット関連サービス市場等が成長を続けております。また、IoT、AIに代表されるデジタル技術は進化し続けており、様々な場面においてデジタル化が進んでおります。ゴルフ市場においても進化するデジタル技術や生活スタイルの変化に伴い、ゴルファーの需要スタイルも多様化し日々変化しております。このような環境下、当社グループはゴルフ専門のITサービス企業として、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みに、ゴルファーにより快適で楽しいゴルフライフを提供してまいりました。また、2021年2月に公表した中期経営計画「LEAD THE WAY」の基本方針に基づき、事業運営に取り組んでまいりました。これらの結果、当第1四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年3月31日)の業績は、売上高11,652百万円(前年同期比21.6%増)、営業損失437百万円(前年同期は営業利益224百万円)、経常損失304百万円(前年同期は経常利益224百万円)となりました。一方、2023年1月1日付にて連結子会社であった株式会社GDOゴルフテックを吸収合併したことに伴い繰延税金資産を計上したことから法人税等調整額△309百万円を計上いたしました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は13百万円(前年同期比98.6%減)となりました。
主要セグメント別の業績は次のとおりであります。
「国内」セグメント 当第1四半期連結累計期間における「国内」セグメントの業績は、売上高6,561百万円(前年同期比11.9%増)となりました。また、セグメント利益は102百万円(前年同期比34.8%減)となりました。「海外」セグメント 当第1四半期連結累計期間における「海外」セグメントの業績は、売上高5,091百万円(前年同期比36.8%増)となりました。また、セグメント損失は540百万円(前年同期はセグメント利益66百万円)となりました。
(2)財政状態の分析当第1四半期連結会計期間の財政状況は、総資産44,980百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,456百万円増加しました。負債は、前連結会計年度末に比べ1,534百万円増加の43,460百万円となりました。純資産は、前連結会計年度末に比べて78百万円減少し、1,520百万円となりました。
主要な勘定残高は、契約負債が923百万円、買掛金が856百万円増加した一方、長期借入金が343百万円減少しました。利益剰余金は87百万円の減少となりました。
(3)経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間末において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事実上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事実上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動該当事項はありません。
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