【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルスの感染拡大に一定の歯止めがかかり経済活動の正常化が期待されましたが、昨年末同様に円安と資源高による物価上昇が続いており、景況は新型コロナウイルスの感染拡大前には戻らず、不安定な状況が続いております。このような状況のなか、当第2四半期連結累計期間においては、昨年度末までの当社の財政状態の悪化に起因した一部の顧客との契約解除が発生したこと、昨年度上期における自社セミナーの開催やSEOなどのマーケティング施策の自粛による新規顧客獲得数の減少が継続したことから売上高は低調に推移いたしました。
利益については、前年からコスト削減に取り組んでおり売上原価や販売費及び一般管理費は前年同期と比べて削減は進んでいるものの、上記を要因とした売上高の減少を補いきれていない状況です。 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は142,154千円(前年比42.4%減)となりました。営業損失は201,862千円(前期は営業損失80,809千円)、経常損失は204,107千円(前期は経常損失75,092千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は203,259千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失117,030千円)となりました。なお、当社グループは「アンバサダー事業」を主要な事業としており、他事業セグメントの重要性が乏しいためセグメント別の記載を省略しております。
(2) 財政状態の状況当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ305,235千円減少し、131,810千円となりました。これは、流動資産が351,939千円減少し71,464千円となったこと及び固定資産が46,703千円増加し、60,345千円となったことによるものであります。流動資産の減少は主に、現金預金の減少325,928千円によるものであります。固定資産の主な増加は、のれんの増加39,658千円によるものであります。一方、負債については、流動負債が97,272千円減少し108,648千円となったこと及び固定負債が21,452千円減少し136,636千円となったことにより245,284千円となりました。流動負債の主な減少は、未払金の減少90,815千円によるものであります。固定負債の減少は主に、長期借入金の減少21,452千円によるものであります。純資産については、前連結会計年度末に比べ186,511千円減少し△113,474千円となりました。これは利益剰余金が203,260千円減少したことによるものです。。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、24,020千円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果減少した資金は、277,468千円であります。これは主に税金等調整前四半期純損失199,323千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果減少した資金は、46,053千円であります。これは主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出40,081千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果減少した資金は、2,462千円であります。これは長期借入金の返済による支出22,712千円、株式の発行による収入20,250千円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
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