【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限の段階的緩和により、景気は緩やかに持ち直しの動きが見られました。しかしながら、新たな変異株の流行による感染再拡大、ウクライナ情勢の長期化によるエネルギー価格や各種原材料の高騰、世界的な金融引き締めによる急激な円安の進行、物価高騰などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経営環境下において、当社としましては、コーポレート・ビジョンである「Diversity with Brilliance」を引き続き忠実に推進し、ジュエリーチェーンのパイオニアとしての豊富な実績を基に、お客様にご満足いただける質の高い接客技術の向上、顧客ニーズにあった魅力的な商品開発力の強化、粗利率の改善などへの積極的な取組みにより、いかなる環境の変化にも対応できる強固な事業基盤の構築に努めております。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は3,573百万円(前年同期比11.5%増)、営業利益は395百万円(前年同期比71.5%増)、経常利益388百万円(前年同期比66.0%増)、四半期純利益226百万円(前年同期比70.2%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は、7,459百万円となり、前事業年度末と比べ110百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金等の減少によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は、3,095百万円となり、前事業年度末と比べ101百万円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は、4,363百万円となり、前事業年度末と比べ9百万円減少いたしました。これは主に、配当金の支払いによるものであります。
この結果、自己資本比率は58.5%(前事業年度末は57.8%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末と比べ216百万円減少いたしました。当第2四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動による資金の増加は103百万円(前年同四半期は資金の増加58百万円)となりました。これは主に、税引前四半期純利益の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動による資金の減少は83百万円(前年同四半期は資金の減少88百万円)となりました。これは主に、固定資産の取得等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動による資金の減少は236百万円(前年同四半期は資金の減少957百万円)となりました。これは主に、配当金の支払いによるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。