【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和されつつあり、経済活動は徐々に回復の兆しが見え始めているものの、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う国際情勢の緊迫化、円安の急激な進行、多品目にわたる原材料、資材、原油等の価格高騰などにより、景気の先行きは不透明な状況となっております。
このような経営環境下において、当社としましては、コーポレート・ビジョンである「Diversity with Brilliance」を引き続き忠実に推進し、ジュエリーチェーンのパイオニアとしての豊富な実績を基に、お客様にご満足いただける質の高い接客技術の向上、顧客ニーズにあった魅力的な商品開発力の強化、粗利率の改善などへの積極的な取組みにより、いかなる環境の変化にも対応できる強固な事業基盤の構築に努めております。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は1,632百万円(前年同期比14.6%増)、営業利益は72百万円(前年同期は営業損失31百万円)、経常利益68百万円(前年同期は経常損失35百万円)、四半期純利益41百万円(前年同期比は四半期純損失46百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は7,724百万円となり、前事業年度末と比べ153百万円増加いたしました。これは主に、商品在庫の増加によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は3,310百万円となり、前事業年度末と比べ113百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は4,413百万円となり、前事業年度末と比べ40百万円増加いたしました。これは主に四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
この結果、自己資本比率は57.1%(前事業年度末は57.8%)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。