【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響を受けながらも徐々に経済社会活動の制限が緩和され、景気は緩やかに持ち直しの動きが見られました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の再拡大、ウクライナ情勢等の長期化による原材料の供給不足、資源価格上昇や世界的な金融引締め等を背景とした急激な為替相場の変動と物価高騰などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経営環境下において、当社としましては、コーポレート・ビジョンである「Diversity with Brilliance」を引き続き忠実に推進し、ジュエリーチェーンのパイオニアとしての豊富な実績を基に、お客様にご満足いただける質の高い接客技術の向上、顧客ニーズにあった魅力的な商品開発力の強化、粗利率の改善などへの積極的な取組みにより、いかなる環境の変化にも対応できる強固な事業基盤の構築に努めております。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は5,578百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は752百万円(前年同期比19.1%増)、経常利益742百万円(前年同期比17.2%増)、四半期純利益420百万円(前年同期比8.6%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期会計期間末における総資産は、7,476百万円となり、前事業年度末と比べ93百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の減少によるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は、2,909百万円となり、前事業年度末と比べ287百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金の減少によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は、4,567百万円となり、前事業年度末と比べ193百万円増加いたしました。これは主に、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
この結果、自己資本比率は61.1%(前事業年度末は57.8%)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。