【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況 ①経営成績の状況当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、社会経済活動及び生活行動の本格的な活性化がみられ、緩やかな景気回復基調が期待されるものの、金融面・地政面・供給面等の世界的な変動影響により先行き不透明な状況が継続しております。当社グループを取り巻く事業環境については、主力事業であるイベント領域において、リアルイベントを中心に回帰の動きは力強さを増し、大幅な伸びを示しました。オンライン領域においては、デジタル広告市場の成長鈍化等を背景に、軟調な推移となりました。
当社グループの事業は単一セグメントでありますが、当社グループの業務を「リアルイベント」「オンラインイベント」「オンラインプロモーション」及び「その他」と分類しております。 当第1四半期連結累計期間におけるカテゴリーごとの売上高は次のとおりであります。
a.リアルイベント 社会経済活動及び生活行動の本格的な活性化を受け、街頭プロモーションや展示会等の大型受注が増加し、リアルイベント回帰への動きが見られました。 その結果、売上高は27億12百万円(前年同期比57.1%増)となりました。
b.オンラインイベント リアルとオンラインのハイブリッド型イベントの増加等により、売上高は4億21百万円(前年同期比110.4%増)となりました。
c.オンラインプロモーション SNS・動画活用プロモーション、デジタル広告等の各種オンラインプロモーション施策の引き合いは継続しているものの、デジタル広告市場の成長鈍化等の影響により、売上高は5億91百万円(前年同期比15.6%減)となりました。
d.その他 官公庁・団体からの案件受注により、売上高は68百万円(前年同期比1.4%減)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は37億93百万円(前年同期比40.6%増)、営業利益は3億75百万円(同149.7%増)、経常利益は3億90百万円(同138.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億48百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億27百万円)となりました。
②財政状態の状況当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ10億53百万円増加し、122億47百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ10億78百万円増加の106億27百万円となりました。これは主に、未収入金が1億24百万円減少しましたが、受取手形、売掛金及び契約資産が6億60百万円、現金及び預金が5億66百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ25百万円減少の16億20百万円となりました。固定資産のうち有形固定資産は、前連結会計年度末に比べ7百万円減少の1億57百万円となりました。これは主に、減価償却等によるものであります。無形固定資産は、前連結会計年度末に比べ23百万円増加の50百万円となりました。これは主に、のれんが19百万円増加したこと等によるものであります。投資その他の資産は、前連結会計年度末に比べ41百万円減少の14億12百万円となりました。これは主に、繰延税金資産が32百万円増加しましたが、投資有価証券が72百万円減少したこと等によるものであります。流動負債は、前連結会計年度末に比べ11億68百万円増加の35億34百万円となりました。これは主に、買掛金が9億89百万円、その他が1億4百万円増加したこと等によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ15百万円減少の3億86百万円となりました。これは主に、退職給付に係る負債が16百万円減少したこと等によるものであります。純資産は、前連結会計年度末に比べ1億円減少の83億26百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が58百万円、利益剰余金が41百万円減少したこと等によるものであります。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題について重要な変更はありません。 (3) 研究開発活動該当事項はありません。
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