【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社の事業は、空調システム機器の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行等による経済活動の正常化や生産体制の国内回帰等による設備投資需要の回復が進んできました。
一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、原材料や資源価格の高騰や半導体をはじめとする電子部品等の供給制約、急激な為替変動と世界金利の急上昇など、企業の経営環境は依然として不透明な状況が続いております。
このような中、当第1四半期累計期間の売上高については、産業分野における設備投資意欲の高まりから、夏場に向けての暑熱対策案件が大幅に増加したことで好調に推移しました。商業分野においては、大型ショッピングセンター等での換気対策が落ち着いてきたものの、オフィスビル等による省エネ意識の高まりから熱回収外調機の導入が進みました。利益面については、生産工程の見直しや部品調達の多様化によりコスト低減を図ったこと、当社独自製品の出荷が集中したことなどにより、対前年で大幅な増加となりました。なお、受注については、前期後半から好調が継続しており、受注残についても高い水準を維持することとなりました。
また、当社は、サステナビリティを経営の根幹と捉え、カーボンニュートラルに寄与する製品開発を進めております。製造部門においては、生産力増強のための八尾製作所の建て替えを進めるとともに、CO2フリー電力の導入なども進めてまいりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高3,116,114千円(前年同期比32.9%増加)、営業利益627,643千円(同474.0%増加)、経常利益633,947千円(同474.1%増加)、四半期純利益455,734千円(同524.0%増加)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産合計は18,344,733千円となり、前事業年度末に比べ674,700千円増加いたしました。これは主に、棚卸資産の増加556,207千円、建物の増加425,725千円、前払費用の増加56,182千円、建設仮勘定の減少463,872千円等によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は10,275,069千円となり、前事業年度末に比べ359,624千円増加いたしました。これは主に、未払金の増加439,240千円、借入金の増加262,577千円、仕入債務の減少208,941千円、賞与引当金の減少149,150千円等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は8,069,663千円となり、前事業年度末に比べ315,075千円増加いたしました。これは主に、四半期純利益の計上による増加455,734千円、剰余金の配当による減少143,495千円等によるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、28,303千円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)主要な設備
前事業年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第1四半期累計期間において、八尾製作所高井田工場における建物等501,500千円を取得しました。
