【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。(1)
業績の状況当第1四半期における経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に変更となり、社会経済活動は正常化に向かいつつありますが、長期化するロシア・ウクライナ情勢による原材料・エネルギーコストの高騰により、景気の先行きは依然として不透明な状況であります。介護業界におきましては、高齢者人口は増加していき、介護サービスに対する需要拡大が見込まれます。一方、介護職における雇用情勢につきましては、人材の確保・育成が引き続き課題となっているなど、当業界を取り巻く環境は厳しさを増しております。 当社有料老人ホーム事業については、引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止についての対応を継続しながら、徐々にコロナ禍前の生活水準に戻りつつあります。社会貢献の一環として施設周辺地域住民に対して、認知症の理解と対応方法等を普及させるためオレンジカフェの開催を行い、施設見学を含めて地域に開放してまいりました。住宅型有料老人ホーム2施設については、既存の外部事業者による居宅サービス利用が困難になった顧客について、当社通所サービス事業所の定員拡大により受け入れを行いました。 新規顧客獲得については、感染症対策を適切に行いながらの営業活動を継続しております。見学会や相談会等を行い、入居後につきましてもご入居者のニーズに応じた住み替えなどのきめ細やかな対応を行いました。結果、全施設平均入居率約87.1%を維持・確保いたしました。以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は756,596千円(前年同期比2.19%減)、営業利益1,634千円(前年同期比93.62%減)、経常利益1,016千円(前年同期比96.13%減)、四半期純利益1,672千円(前年同期比91.62%減)となりました。当第1四半期累計期間の資産につきましては、資産が7,729,621千円(前事業年度比0.26%減)となりました。これは主に、現金預金の減少によるものです。負債につきましては、4,102,413千円(同0.07%増)となりました。これは主に「その他」に含まれる預り金の増加によるものです。純資産につきましては、3,627,207千円(同0.64%減)となりました。これは主に、繰越利益剰余金の減少によるものです。
(2)
事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)
研究開発活動該当事項はありません。
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