【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の景気は、緩やかな回復傾向から12月に景気動向指数が5カ月ぶりに悪化となりました。生産コストやインフラコストの上昇、新型コロナ新規感染者急増の影響による生活費の高まりなどが要因として考えられます。先行きについては、観光業に関連する業種では旅行支援策で一部好調の声が聞こえますが、製造業においては、原材料・仕入価格の上昇、高止まりの影響を受け、不透明な状況が続くものと予想されます。
当社グループにおきましては、原材料・仕入価格の上昇傾向に終息がみえず、また多くの案件において着工延期が発生し、生産・出荷数量が限定的となり、厳しい状況が続いております。
このような状況下で当社の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,640百万円(前年同四半期比14.2%減)、営業損失301百万円(前年同四半期は営業損失270百万円)、経常損失297百万円(前年同四半期は経常損失271百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失277百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失157百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① スパンクリート事業
当事業は、受注予定事業計画自体の中止及び着工延期の影響により、受注量・生産量ともに低迷が続いております。その結果、売上高は1,239百万円(前年同四半期比10.9%減)、セグメント損失223百万円(前年同四半期はセグメント損失204百万円)となりました。
② 不動産事業
当事業は、オフィスビル3棟の賃料収入が安定収益源となっており結果、売上高176百万円(前年同四半期比1.4%増)、セグメント利益88百万円(前年同四半期比6.5%増)となっております。
③ プレキャスト事業
当事業は、受注案件に工期遅延が発生するとともに、競合他社との価格競争及び当初計画変更による原価増に直面し、営業損失の計上を余儀なくされている受注案件が継続しており、その結果、売上高224百万円(前年同四半期比35.2%減)、セグメント損失165百万円(前年同四半期はセグメント損失149百万円)となっております。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は商品及び製品並びに原材料及び貯蔵品が増加したものの、現金及び預金の減少により、前連結会計年度末に比べ233百万円減少し、3,475百万円となりました。
固定資産は土地及び投資その他の資産の減少により、前連結会計年度末に比べ79百万円減少し、4,021百万円となりました。
この結果、総資産は、7,496百万円となり、前連結会計年度末に比べ313百万円減少いたしました。
流動負債は工事未払金及び受注損失引当金が減少したものの、短期借入金及び買掛金の増加により、前連結会計年度末に比べ47百万円増加し、874百万円となりました。
固定負債は再評価に係る繰延税金負債及び長期預り敷金の減少により、前連結会計年度末に比べ21百万円減少し、406百万円となりました。
この結果、負債は1,281百万円となり、前連結会計年度末に比べ25百万円増加いたしました。
純資産は利益剰余金の減少により、前連結会計年度末に比べ338百万円減少し、6,215百万円となりました。
この結果、自己資本比率は80.8%(前連結会計年度末は81.1%)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。また、新たに対処すべき課題もありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、6百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間における、スパンクリート事業の生産、受注及び販売の実績は、生産数量140,289㎡、受注数量101,822㎡、販売(売上)数量125,974㎡、受注残高数量37,186㎡となりました。
プレキャスト事業の生産、受注及び販売の実績は、生産数量3,170㎥、受注数量2,592㎥、販売(売上)数量1,969㎥、受注残高数量5,495㎥となりました。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。
(7)経営者の問題認識と今後の方針について
当第3四半期連結累計期間において、経営者の問題認識と今後の方針について重要な変更はありません。
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