【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
財政状態及び経営成績の状況当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことによる各種制限の緩和により緩やかな回復基調の動きを見せる一方で、物価上昇による景気の下振れリスクやウクライナ情勢の長期化による世界経済の悪化リスクなどから、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。このようななか、財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。
①財政状態(資産の部)当第1四半期連結会計期間末における総資産は、791億46百万円となり、前連結会計年度末と比較して17億64百万円の減少となりました。主な要因として、受取手形、売掛金及び契約資産の減少等により流動資産が30億79百万円減少したことによるものであります。(負債の部)当第1四半期連結会計期間末における負債合計は511億93百万円となり、前連結会計年度末と比較して30億13百万円の減少となりました。この主な要因は、受託販売未払金の減少等により流動負債が34億95百万円減少したことによるものであります。(純資産の部)当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は279億52百万円となり、前連結会計年度末と比較して12億49百万円の増加となりました。この結果自己資本比率は35.3%となりました。
②経営成績当第1四半期連結累計期間の売上高は、138億84百万円(前年同四半期比3億21百万円増、2.4%増)となりました。売上総利益は22億43百万円(前年同四半期比38百万円増、1.7%増)、営業利益5億20百万円(前年同四半期比1億78百万円減、25.5%減)、経常利益9億19百万円(前年同四半期比1億17百万円減、11.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益6億45百万円(前年同四半期比13百万円減、2.1%減)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
(電力事業)売上高は26億91百万円と前年同四半期に比べ4億92百万円の増加となっております。また、セグメント利益は1億8百万円と、前年同四半期に比べ2億6百万円の減少となりました。(環境・化学・機械事業)売上高は99億99百万円と前年同四半期に比べ1億46百万円の減少となっております。また、セグメント利益は3億99百万円と、前年同四半期に比べ35百万円の増加となりました。(生活産業事業)売上高は11億92百万円と前年同四半期に比べ23百万円の減少となっております。また、セグメント利益は13百万円と、前年同四半期に比べ7百万円の減少となりました。