【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続きウィズコロナの下で、経済活動の制限が緩和され、徐々に持ち直しつつありました。一方で、為替相場の変動による物価上昇や、ウクライナ情勢の長期化による資源価格高騰などから、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いています。このようななか、財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。
①財政状態(資産の部)当第3四半期連結会計期間末における総資産は、775億23百万円となり、前連結会計年度末と比較して107億38百万円の減少となりました。主な要因として、前渡金の減少等により流動資産が104億57百万円減少したことによるものであります。(負債の部)当第3四半期連結会計期間末における負債合計は496億19百万円となり、前連結会計年度末と比較して117億73百万円の減少となりました。この主な要因は、契約負債の減少等により流動負債が114億33百万円減少したことによるものであります。(純資産の部)当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は279億3百万円となり、前連結会計年度末と比較して10億34百万円の増加となりました。この結果、自己資本比率は36.0%となりました。
②経営成績当第3四半期連結累計期間の売上高は、485億12百万円(前年同四半期比62億48百万円増、14.8%増)となりました。売上総利益は68億41百万円(前年同四半期比8億54百万円増、14.3%増)、営業利益21億95百万円(前年同四半期比4億円増、22.3%増)、経常利益23億87百万円(前年同四半期比2億95百万円増、14.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益15億22百万円(前年同四半期比6億25百万円増、69.8%増)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
(電力事業)売上高は67億4百万円と前年同四半期に比べ5億17百万円の増加となっております。また、セグメント利益は8億80百万円と、前年同四半期に比べ50百万円の減少となりました。(環境・化学・機械事業)売上高は380億6百万円と前年同四半期に比べ48億43百万円の増加となっております。また、セグメント利益は12億48百万円と、前年同四半期に比べ3億41百万円の増加となりました。(生活産業事業)売上高は38億円と前年同四半期に比べ8億88百万円の増加となっております。また、セグメント利益は66百万円(前年同四半期はセグメント損失42百万円)となりました。