【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1) 業績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、行動制限の緩和により経済活動の正常化が進む一方、ウクライナ情勢の長期化、食糧、原油高や円安に起因する輸入物価の上昇、海外景気の下振れ懸念などにより依然として先行き不安定な状況が続いております。外食産業におきましては、燃料価格高騰や物価高による、光熱費を始めとした営業費用の増加の影響を受けており、収益、費用の両面において厳しい状況が続いております。このような経営環境の下、当社グループは、感染防止策を実施しながら新規出店及び業態転換を実施いたしました。飲食事業の主力業態である「や台ずし」業態は新規出店15店舗を実施し、店舗数が297店舗(フランチャイズ含む)、総店舗数の89.7%を占め、当業態の売上高は11,036百万円となりました。また、均一低価格居酒屋である「ニパチ」業態は、店舗数が23店舗、総店舗数の6.9%となり、当業態の売上高は558百万円となりました。以上の結果、店舗数につきましては、新規出店15店舗、退店10店舗を実施し、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は331店舗(フランチャイズ含む)となりました。その上で、当第3四半期連結累計期間における売上高は12,315百万円(前年同期比100.6%増)、営業利益は375百万円(前年同期は営業損失2,166百万円)、経常利益は1,448百万円(前年同期比44.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は966百万円(前年同期比42.1%減)となりました。一方、建装事業につきましてはグループ会社の強みとして最大限活用し、店舗展開する際のイニシャルコストの徹底的な抑制、投資回収の早期実現等の達成に大きく寄与しました。なお、当社はセグメント情報の記載を省略しているため、セグメントごとの業績の記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析当第3四半期連結会計期間末における総資産は12,471百万円、負債は3,677百万円、純資産は8,794百万円であり、自己資本比率は70.5%となりました。
(流動資産)流動資産につきましては前連結会計年度末に比べ638百万円増加し、9,100百万円となりました。これは主に現金及び預金が695百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)固定資産につきましては前連結会計年度末に比べ45百万円増加し、3,371百万円となりました。これは主に建物及び構築物が66百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)流動負債につきましては前連結会計年度末に比べ280百万円増加し、2,911百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が839百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)固定負債につきましては前連結会計年度末に比べ143百万円減少し、765百万円となりました。これは主に長期借入金が150百万円減少したことによるものであります。
(純資産)純資産につきましては前連結会計年度末に比べ546百万円増加し、8,794百万円となりました。これは主に利益剰余金が546百万円増加したことによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。