【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状況及び経営成績の状況
当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、半導体セグメントを中心に販売が増加し、売上高は185,121百万円と前年同期比20.2%の増収、営業利益は28,571百万円、経常利益は29,508百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は20,702百万円と、それぞれ前年同期比43.9%、48.5%、50.9%の増益となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(自動車セグメント)
欧州にてECT(注)事業の販売が増加したことなどから、売上高は41,320百万円と前年同期比10.7%の増収となりました。利益面では、調達価格高騰、成長分野への投資拡大による費用の増加、および為替動向の影響などを受け、3,292百万円の営業損失となりました(前年同期は1,935百万円の営業損失)。
(注)ECT:Engineering Consultancy & Testing(自動車開発全般に関するエンジニアリング・試験)
(環境・プロセスセグメント)
米州、日本において販売が増加したことなどから、売上高は15,425百万円と前年同期比5.9%の増収となりました。利益面では、調達価格高騰の影響などを受け、営業利益は981百万円と同24.2%の減益となりました。
(医用セグメント)
アジア、日本において販売が増加したことなどから、売上高は21,588百万円と前年同期比12.9%の増収となりました。利益面では、利益率の良い試薬の販売は前年同期比で増加したものの、調達価格高騰の影響などを受け、21百万円の営業損失となりました(前年同期は84百万円の営業利益)。
(半導体セグメント)
半導体メーカーの設備投資が拡大し、半導体製造装置メーカー向けの販売が大幅に増加しました。この結果、売上高は81,416百万円と前年同期比29.9%の増収、営業利益は29,248百万円と同48.3%の増益となりました。
(科学セグメント)
ラマン分光分析装置や光学モジュールの販売が増加したことなどから、売上高は25,370百万円と前年同期比25.2%の増収、営業利益は1,655百万円と同139.1%の増益となりました。
当第3四半期連結会計期間末における財政状態につきましては、総資産は前連結会計年度末に比べ30,729百万円増加し、402,314百万円となりました。仕入の増加に伴い、棚卸資産が増加したことなどによります。
負債総額は前連結会計年度末に比べ1,991百万円増加し、169,083百万円となりました。短期借入金が減少したものの、営業取引の増加に伴い、契約負債が増加したことなどによります。
純資産は前連結会計年度末に比べ28,738百万円増加し、233,231百万円となりました。利益剰余金が増加したことや、円安により為替換算調整勘定が増加したことなどによります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第3四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、13,261百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)主要な設備の状況
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書の「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載しておりましたホリバ・フューエルコン社(ドイツ)の本社・工場が完成し、稼働を開始しております。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更は
ありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの資金調達の基本方針について重要な変更はありません。
